―≪科白≫――――――――――――――――――――――――――――
　
「大丈夫――飛べます、かならず」
　
「（静かに中天を見つめて）よかった……健在です。　東北東、2500km――」
　
　
―≪紹介≫――――――――――――――――――――――――――――
　
年来囁かれる、不思議な水先案内人の、噂がある。
　
災害、急病、事故、そして戦闘。
航海士が倒れた船、失われた船に現れて、
その航路を導き守り、そして姿を消すという。
　
少なからぬ人間がその存在を主張する一方、
証言上の容姿や年齢に不一致が多く、
同一時刻に別個の船に現れた、とする記録もあり詳細には疑問が多い。
　
――磁場吹き荒れるコンパスデッキに少女が立つと天を仰ぎ、
雲を割り嵐を鎮めて、操舵系の死んだ老客船を救った――
　
誰かが、そんな御伽話を紛れ込ませたからだろうか。
空賊酒場の酔話として一笑に付す者も、また多い。
　
■
　
―AURS/ペルセフォネ/ヘリアンタスシステム
　
“災厄”直前、国際協同により構築中であった全球リアルタイム観測/管制網。
３基の静止多目的プラットフォーム、AURS/ペルセフォネ/ヘリアンタスと、
付随して観測/中継に任ずる低軌道衛星群のハイブリッドにより構成する。
　
各ネットワークは強力な観測システムとプラットフォーム上の第12世代AIにより
気象/地象/各種科学データを統合・継続的に監視分析するほか、
激増の一途を辿る三次元航行の情報支援を一手に担うことが期待されていた。
　
しかし“災厄”の重力変動に伴う軌道の攪乱、大規模太陽フレア、
さらにデブリ群の衝突によりペルセフォネ、AURS両基が相次いで機能を喪失。
環太平洋プラットフォームであったヘリアンタスも直後に通信を途絶し、
その後の混乱期に保全がはかられることもなく、放棄されている。
　
（IMIPEDIA今年度版より引用）
　
■
　
静止軌道上の衛星（＝スプートニク）に本体を持つ、準超級AI。
“災厄”時の事故とヒューマンエラーから自律状態でロックされ、
膨大な情報集積にたゆたう果て、いつしか自我を持つに至る。
　
その後、「ともだち」……超AIたちの協力でいくつかの身体を得ると、
情報体の半身を「見えぬ青空」グランブルーに降ろした。
　
眼下の全てに眼差しを――そして、旅行くものに、安寧を。
その基礎ミッションを忠実に守りゆくために。
　
　
―≪PA購入≫―――――――――――――――――――――――――――
　
銀の目
　
　
―≪報酬点≫―――――――――――――――――――――――――――
　
現在値 or 【外界】7点分
　
　
―≪URL≫―――――――――――――――――――――――――――― 
　 
▼キャストURL 
http://navyleague.sakura.ne.jp/invul/ndb.php?CMD=view&NO=6448 
　 
▼イラスト：byあっしゅさん。客船勤務！客船勤務！ 
http://www.lain.ais.ne.jp/~alf874/illust/ash/hnt.jpg 

　　 
―≪履歴≫――――――――――――――――――――――――――――
　
青き空の下（柳生）[20081214完結 Exp.17]
“Case2.ManHunt”（Fox）[20090222 Exp.18]　
！NightWatch対応リビルド [20100304]　※ジャンヌダルクを声援へ
　

▼能力値上昇 [0+0]
▼技能修得 [90+20]
▼常備化 [30+3]