“災厄”をその身に内包せし者。
　　　7つの剣もて、深奥に封ぜられし“厄”。
“災禍”は彼の者に向かい、いや増して解き放たれん。
　　　　　　彼の者、汝に幸を与えしや？
　　　　　　彼の者、汝に禍を施しや？

――封印具に刻まれし詩編。


「――貴方には、何が眠っているのかしら？」

とある退魔組織に封じられし者。
いつの世に現れたか定かではなく、人間に“災厄”を与える者として伝えられるアヤカシ。
その災禍が発する度に討伐隊が組まれたが、この者に向けられる力は、その力を行使した者に返され、倒される事はなかった。
滅する事が適わないのならばと、7人の退魔師が剣の封印具を用い、辛うじて封印に成功したという。
磔刑のように拘束された今も、その身には“災禍”を宿し続けている。
蓄積される“災禍”を少しでも軽減するためか――組織は、彼の者の戒めを解き、世に放つ事があるという。
その時は、人間を罰するために神から贈られ/送られた――あの者の名で呼ばれる――。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化