元真教浄化派の能天使。“鮮血の刃”の名で呼ばれ、“鮮血の牙”ことシグマと同時期に「人工的なバサラ能力者の生成は可能か」という実験の元に生み出されたヒルコ。
主に命じられるまま、生きる為に殺し続け恐れられたが、能天使として最後に参加した、後に“電脳聖母事件”と呼ばれることになる事件で奇跡を目の当たりにし、自我を発現させる。

その後、“自らの道は自らで選ぶ”と言う決意をし、氷の静謐から逃亡。
そして数年の後、男は立派なニートに育ちあがっていた。



「ラドゥだ。ニューロキッズ達からは“ニート”と呼ばれて慕われている。」
「ニ、ニート…？」
「ああ。意味は知らんがなんかカッコイイだろう？……ところで、何か食えるもの無いか…？」


まあ、殺す以外のことを知らずに人生の大半を過ごしてきた社会不適応者が、いきなり一人立ちすれば、こんな状態になるのも仕方ないともいえる。
ダンボールハウスに野宿するホームレスで、ホームレス仲間のおっちゃん達からは意外と人気者。ストリートのニューロキッズにはニートだ魔法使い（笑）だと馬鹿にされる始末だが、本人は馬鹿にされていると気づいていない。
何だかんだで、自分で選んだこの生活を愛している様子。

時折マイケル=グローリーが持ってくる依頼で何とか食って行っている。
発現したバサラ能力は“血”を変幻自在に操る力。

▼能力値上昇

▼技能修得
・コネ:アルファ=オメガ０→１：[5]
・運動１→２：[5]
・白兵３→４：[5]
・鬼の爪０→１：[5]

▼ブランチ取得
・レシピエント１：[10]

▼常備化
・コンバットリンク：[7]
・救命符：[10]