「はーい、お守りは沢山種類があるんですよ。えっと、この赤いのが恋愛成就で…」
　――働かざるもの食うべからず

「神よ、降りませ。我が剣となり、悪しき者の罪に罰を与えたまえ」
　――神降ろし。


読み“つるぎのみこ”しらかみ　ゆうひ
新星大社でアルバイトをしている巫女さん。
新星大社はメディア企業としての側面がよく知られており、異能を持たないアルバイトの神職も多くいるが、彼女は本物の異能者である。

実家は普通の家庭。特別な力など、ないはずだった。
だが、ある日彼女は覚醒した。――神の力に触れたがゆえに。
そして、彼女の声で目覚めた一振りの剣。天之尾羽張の化身と、それは名乗った。
日常から非日常へ。それでも彼女は、選んだ。魔を祓い、戦う道を。

「夢物語だと思ってたんだよ。でも、現実に起こっちゃったら…仕方ないよね」

アルバイトで巫女をしているとは言え、半信半疑だったアストラルの世界。
彼女は普通の少女として過ごしながら、退魔師として生きることとなった。
ちなみにまだ家族には打ち明けていない。どう話してよいのやら、と言ったところであるらしい。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化