「別に･･･ただ、たまたま君の前に壁があって、君はそこに隠れただけだ」
「立ち塞げ！全てを庇護する力の壁ッ！―――”不変なる聖石”（モノリス）ッ！！」

　聖母殿の神父にして、若くして秘匿管理局のエージェントにまで上り詰めた天才魔術師。常に不機嫌そうな顔をして書庫で本を黙々と読んでいる。
”守護”を専門にしているという少し特殊なタイプの魔術師であり、五体元素の「地」を利用した魔術をルーン文字を利用し行使をする。
　そのため、常に彼はルーン文字を刻んだ小石が詰まった袋を持ち歩いており、さらには”切り札”の発動のため、自らの身体中にルーン文字を刻んでいる。そのため、素肌を隠すため常に全身を覆うやや大きめの神父服を身に纏っている。

　自らの存在意義を何かを”護る”ことに見出しており、そこに見返りも何も期待していない。彼にとって自分が魔術師であることの存在意義は、そういうことなのである。


　※彼の切り札である「不変なる聖石」はあらゆる攻撃を受け止め、吸収する。しかし、召還の媒体に己の身体自身を利用しているためそのダメージがダイレクトに身体に伝わってくるという弱点がある。ただでさえ術式の維持のため膨大な魔力を持っていかれているのもあり、彼自身に相当の負担をかけている。

▼能力値上昇
▼技能修得　80
▼常備化