「弾丸がよぉ・・・一撃ぶち当てるまで・・・とまるかよぉ！！！」
弾丸の雨にさらされようと刃に刻まれようと幾千のゴロツキが居ようと砕けるまで駆け抜ける、其れが鉄砲玉

悪すぎる目つきをグラサンで隠し、社会適応しているように見せる為にスーツを着ているがあまりに趣味とガラの悪さにその筋だと一目瞭然、更に懐に呑んだ小振りのドスを常に持ち歩く・・・
そんなこの男の人生を語る成らば、実にあっさりした物だ。
餓鬼の時分に両親は事業に失敗、彼をおいて命を絶った・・・
一人残された餓鬼に出切る事なんぞ高が知れている。
せめて、両親の仇を討とうとレッガー共の巣窟に行って返り討ち、そのまま死にそうになった所に実に意外なところから救いの手が上がる。

「良い目だ・・・俺を殺そうとしてる時、んで、俺に今殺されそうなのにまだ食いつく目をしてやがる・・・」

己が殺そうとした男に救われた男は後に、このレッガーが親の敵ではないことを知り、さらに、両親の仇を教えてくれて、その仇を討てる様に仕込んでくれたのだ。
もっとも、そのレッガーが自分を使って自分の敵対する組織幹部を殺す為に鍛え上げただけの事ではあるが、親の敵で在ったし互いに取ってよい条件の契約であった。
仇を討てた少年・・・いや、この自分で青年になっていたのだが既に他に生きる術も知らず、彼はそのまま屑となった・・・
そう、それだけの男・・・
彼が人に誇れる・・・そして、人が彼を代表する才能をさすならばそれは只一つ。
一撃でぶち殺す事。
彼のドスがひらめく時は、既にすべてが手遅れから始まるのだ・・・


（謎）
義眼：９８（５９相当）、プログラム：ＭＡＣ（ポイズンアップル相当）
酒のドラッググレープヴァイン、Ｌｉｎｕｘ系レッドハット

▼能力値上昇　１０
▼技能修得　　６５
▼常備化　　　１５　　　７
▼コネ　　　　１５
▼社会　　　　１５