「わたくしは…“水鏡師”…の候補。　名に恥じぬよう頑張りますわ」
　　　　―――微笑を浮べ。

「――そうですわね、これから１５手で決着がつくでしょう」
　　　　―――過信は無い、積み重ねるのは“策”。

「たーねを、蒔きまーしょ、みーずを撒きまーしょ、すーくすーく健やかに〜おーきくなーれぇ♪」
　　　　―――花壇に水を撒きながら。

“六統十二元”の“水鏡師”直系の血統を持つ存在。
汎元殿の次期幹部となるべく教育され、その教育に応えて来た…の、だが…、
未だ、彼女は幹部になっていない。
“水雲(正)”を操る技術も申し分なく、人柄も良い。
――しかし、汎元殿の他の幹部は彼女の幹部入りを拒んだ。
無論、拒むからには理由がある。
１つは“能力が安定しすぎている事”
　操る技術はトップクラスだが、爆発力が無く、威力が重要な時には役に立ち辛い。
　未だその“血統限界”とも言える水鏡師の奥義を習得できないでいる。
１つは“生まれながらに魔眼を有していた事”
　正当なる血統の直系ならばその様な不純物が宿る可能性が無い為に、本当に正当なる直系なのか？　と、疑問視されている。
　その瞳には名がある…彼女が生まれ数年がたった時に、ふらりと現れた青の導師がつけた名“刻視”と。

※刻視の魔眼
具体的な効果はまだ知られていない。
解っているのは、対象の心理状態を読む事が出来る事だけ。

次期オリジンなキャストに触発され、作成開始。

▼能力値上昇
▼技能修得
30+20+10　60　20+15　35　95
▼常備化
6+23+6　35

95+35　130-120　10