〜B.H.K.受付にて〜

DAKの呼び出し。
ディスプレイに映し出されたのは見知った顔の男。

織上「手ごろなヤツは有るかな？」

受付「残念だな、ねぇよ。」

織上「そうか、わかったよ。」

２秒のやり取りだった。

今日も来たのか…
ん、おっと、すまねぇな、依頼か？
あぁ、奴は「織上　響」。うちに登録している賞金稼ぎだ。
ニューフォート生まれで、向こうで育ったみたいだが、今はＮ◎ＶＡにいるみてぇだな。
そうだな…特筆すべきところはないな。
有るとすればウェットということぐらいだ。
中肉中背、平凡な顔。高くなく低くない声。量産されたファッション。
結局、十把一絡げの一人に過ぎないな。
優れた技もなく、優れた頭脳もなく、優れた人脈もない。
日々の糧を得る為に、賞金首を追うだけ。
手ごろな賞金首が居なければ、警備員のアルバイトをしていると。
こちらとしては、回せる仕事があれば回す。
ただそれだけのことさ。勿論、ブッキングはある。
この業界、早い者勝ちなんてのはままあることだしな。
ん？なんだこりゃ、「カタナ■■」
…まぁ、確かに奴はカタナでもあるが…ともかくだ。
それより、依頼を持ち込みに来たんじゃないのかい？

プレアクト購入：ポケットロン、偽装セット

ルビ：おりかみ　ひびき

＝ちょっとした設定＝
それはほんの数年前の出来事。
ニューフォートのB.H.K.にカタナを専門に仕事をする賞金稼ぎが居た。
だが、誰もが信じなかった。それが、たった１２・３の少年だったから。
そして、少年は少し歳を取り、ニューフォートから姿を消した。
「カタナ狩り」そんな言葉が一人歩きをし始めたから………。
自分に能力はない。ただ、カタナが相手だとやりやすかった、ただそれだけだった。
所詮、その他大勢で括られてしまうような自分を、悔しく思いながら、苛立たしく思いながら、無様に思いながら。
それでも彼はハンターを続けている。自分に出来ることをするために。

ＤＢ用絵（全身像）
http://www.basasa.com/~re_do/gazo/hibiki_k.jpg
ラフ絵
http://www.basasa.com/~re_do/gazo/hibiki.jpg

▼能力値上昇
▼技能修得（一般+社会+コネ+特技+ブランチ）
25+15+15+45+10=110
▼常備化
01+02+02+01+03+01=10