「いやはやさすがお目が高い、そいつはお買い得品でヤスよ」（悪人相手に揉み手をしながら）
「んだーっ！もう、わかった、わかったでヤスよぉ！手伝えばいいんでしょ、手伝えば！」（その悪人の悪事を止めようとする連中に脅されて）
「ええい、そんなおっそろしい企てにはもう乗れないでヤスよ！あっしはこっちにつくことにしヤス！」（んでもって、結局こうなる）


ストリートでそこそこ有名な闇商人・兼・情報屋。

ぱっと見は貧相な中年男。それなりの高級品に身を包んでいるが、かもし出す雰囲気のせいでどうにも胡散臭く見えるという損なタイプ。垂れ目と出っ歯が特徴で、また、語尾に「〜でヤス」とつける癖がある。

かなりの守銭奴で、金を稼ぐためなら多少の悪事は許されると考えており、よくいろんな人間の悪事に首を突っ込んではぼろ儲けを狙う。ただしこれは、裏を返せば多少の域を越えた悪事は許せないということでもあり、途中で嫌になって悪事を潰す方に回ることもしばしば。その為誰からもいまいち信用されていない部分があるが、どうにも憎めない性格のためか、はたまた単にたいしたことはできないと思われているせいか、今のところ賞金をかけられるような事態にはなっていない。

大金が入ると調子に乗って使いまくるところがあるが、基本的にはけちんぼ。そのため、脅迫にはえらく弱い。また、強欲なので誘惑にもえらく弱い。ただし、最後の仁義だけは売り飛ばさないだけの自制心はある。本人はあまり気がついていないが、密かに正義の味方にあこがれており、そういう人物には何のかんの言ってつい手を貸してしまったりもする。まあ要するに、憎めない小悪党である。

あまりそうは見えないし気がついている人間もほとんどいないが、実は本業に関しては意外と有能で、顔も広い。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化