近接格闘型強襲用魔法杖・エルストライヴァーと契約し、魔法を使用する能力を得た小学生。

元々はちょっとオカルトに興味を持つだけの普通の小学生だったが、ある時とある悪魔と接触、彼に騙されてたわいもない願いと引き換えに魂をとられそうになる。その時に、悪魔との契約を無効化するために手を尽くした結果エルストライヴァーを発見し、契約。悪魔の分身７体と命懸けの激闘を繰り広げた結果、ついにこれを下すことに成功した。その際にエルストライヴァーから「魔と人の間の調和を図る」という使命を受け、これを受け入れている。

その後、ひょんなことからKRKの存在を知り、その理念に賛同してＮ◎ＶＡでの同社の活動をサポートする特別嘱託社員となる。この際、たまたまＮ◎ＶＡに来ていた来須誠司が彼女とじきじきに面接、その場で採用を決定するという伝説めいた出来事が起こっている。KRKでのコードネームは“スカーフェイス”。

元々大人びたところのあった少女だが、本物の戦いを潜り抜けた結果、小学生離れしたしっかり者となった。家族や友人の前では猫をかぶっているが、現在の本来の性格はかなり漢らしいものになっている。使命を受けたという理由ばかりからではなく、自分の意思でも普通の人々を魔の脅威から、あるいは無害な魔を人々の偏見から守りたいと願い、そのために自分の力を生かそうとしている。格闘と魔法には共に天賦の才を持っており、エルストライヴァーの指導を受けて、今ではどちらも一流の域に達している。ただし、食べ物や娯楽の趣味嗜好は未だに年相応。また、当然といえば当然だが、恋愛経験もない。先天的にサイバーウェアに適合しない体質のため、ウェット。

戦闘時には、真紅の戦闘礼装に身を包む。また、この時には右目のすぐ下に大きな傷跡が浮き出てくる。この傷跡はかつての悪魔との戦いでついたものであり、彼女の誇りでもある。


※近接格闘型強襲用魔法杖・エルストライヴァー
希代の錬金術士・マグニス＝レンによって生み出された、七大機装魔法杖の一本。魔法工学の結晶ともいうべき逸品である。
杖と名づけられているものの、実際の形状は両腕を覆う戦闘用ガントレットに近い。肘から大きく伸びた呪力圧縮用スペルブースターが特徴。待機状態では、通常の手甲とさほど変わらないサイズにまで縮小される。
擬似意識をもっているインテリジェントウェポンでもあり、コアユニットが分離して鳥型の使い魔にもなる。えりあからは「エルス」と呼ばれているただし修行時は「師匠」）。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化