トーキョーN◎VA「地球監視所N◎VA支部」 / トーキョーN◎VA しょーとすとーりーず
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発言者: よっち
発言日時: 2008/10/03(Fri) 10:34:28
がんばれ!後方処理課シリーズ「美沙っち御乱心?」(改訂版)
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「やはり、この件は後方処理課に動いてもらうことにしましょうか。これ以上は、ウチのメンバーでは無理でしょう。」
手にした報告書に一通り目を通し終えると、陣屋はそう言って軽くため息をつく。
「では、早川課長のアポイントメントを。」
すぐ脇で控えていた仲瀬はそうこたえ、自席へと向かった。
「よろしく♪」
一言だけ返すと、陣屋は残っていた他の書類を片付け始めた。
数分後...
「あの、、、課長?」
少し迷うような仲瀬の声。
「どうしました。早川課長のアポは取れましたか?」
作業端末から顔を上げて訊ねる陣屋の声には微かにイラつきが滲んだ。
「いえ、そのことで後方処理課のオフィスを呼び出したんですが、、、」
困惑した表情で仲瀬はそう言葉を濁した。
手には受話器が握られ、送話口を押えている。
「?」
要領を得ない秘書の様子に、陣屋は席から立ち上がると、ツカツカと彼女の席へ歩み寄って受話器を受け取る。
「あ、もしもし、いつもお世話になっております。企画5課の陣屋でございますが、、、」
口調を営業モードに切り替えてしゃべり始めたが、唐突に受話器の向こうから響いてきた声に遮られた。
『放して!私は行くの!!ハーゲンダッツの国に行くの!!』
『かっ、課長?!いまから食べたら太りますよっ!』
『『『ツッコむのソコかよっ?!』』』
「.......」
唖然とした表情で陣屋が仲瀬の方へ振り返ると、仲瀬もまた困ったような表情で見つめ返した。
黙って互いを見詰め合う陣屋と仲瀬。
永遠に続くと思われた沈黙は、陣屋が口を開いたことで破られることとなった。
「今回は、外部の協力者にお願いしましょうか。」
そう言って、受話器を仲瀬に差し出す。
「わかりました。ただちに手配します。」
仲瀬も、何事もなかったように受話器を受け取ると一旦通信を切り、作業端末に社外協力者のリストを呼び出す指示を入力した。
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7/14に載せたのを改訂してみる。
前回はセリフの頭に発言者名がついてたりとリプレイのような形式だったのを、普通の文体へと修正。
背景描写も増やしてみた。
※零時氏の書いた「後方処理課の日常」シリーズから、一部セリフを引用しています。
発言者: よっち
発言日時: 2008/07/14(Mon) 11:51:09
※零時氏の書いた「後方処理課の日常」シリーズから、一部セリフを引用しました。
発言者: よっち
発言日時: 2008/07/14(Mon) 11:47:02
がんばれ!後方処理課シリーズ「美沙っち御乱心?」
陣屋「やはり、この件は後方処理課に動いてもらうことにしましょう。」
仲瀬「では、ただちにアポイントメントを。」
陣屋「よろしく♪」
3分後...
仲瀬「あの、、、課長?」
陣屋「どうしました。早川課長のアポは取れましたか?」
仲瀬「いえ、そのことで後方処理課のオフィスを呼び出したんですが、、、」片手で受話器を押えている。
陣屋「?」
ツカツカと仲瀬に歩み寄り、受話器を受け取り、口調を営業モードに切り替える。
陣屋「あ、もしもし、いつもお世話になっております。企画5課の陣屋でございますが、、、」
??『放して!私は行くの!!ハーゲンダッツの国に行くの!!』
??『かっ、課長?!いまから食べたら太りますっ!』
??『『『ツッコむのソコかよっ?!』』』
陣屋「.......」
黙って互いを見詰め合う陣屋と仲瀬。
永遠に続くと思われた沈黙は、陣屋が口を開いたことで破られることとなった。
陣屋「今回は、外部の協力者にお願いしましょうか。」
仲瀬「わかりました。ただちに手配します。」
発言者: よっち
発言日時: 2008/07/14(Mon) 11:46:31
思い付き&内輪ネタ万歳(ぁ