[phpLounge] トピック閲覧【トーキョーＮ◎ＶＡ「キャストイメージ交感所」】

“アストリアの傭兵”シリウス
http://navyleague.sakura.ne.jp/ndbax/ndb.php?CMD=view&NO=557&S_PLAYER=%B9%D4%A4%C3%A4%BF%A4%AD%A4%EA%C3%CB&S_CATEGORY=cast

最初はレイヴンだったそうです。

いえ、もっと最初の段階だとターレットウルフとかあの辺の初期型で、もう本当に黎明期のウォーカーから乗ってたそうなんですね。

でもまあ、時代の流れと本人の実績もあって、より高性能の新型ウォーカーに優先的に乗れるようになったそうで。
なので、今の機体の原型になったのがレイヴンです。

え、似てない？　まあそうですよね。シルエット面影ないですよね。でもあのスリットアイの頭部、アレだけレイヴンのままなんですよ。あのパーツ、性能いいんで。
でもレイヴンって足回りがあんまり評判良くなかったんですよね。重量制限がきつかったのと、あまり重い装備を積むと、脚部の接地面積が小さすぎて地面にめり込むこともあったとか。

で、仕方ないからアトラスの脚部に交換したそうで。あれはより重火力に特化した機体ですからね。ついでに胴体の装甲も増設したらしいです。

ペルセウスって知ってます？　レイヴンの後継機とも言われているんですけど、いまいち出所不明の機体なんです。いつの間にか市場に出回って、いつの間にか消えた。それだけならよくあることなんですけど、この界隈。

でも、えらく評価は高いんですよね、一部のアラシから。シリウスも例に漏れず好評価です。で、シリウスも欲しがってたんですけど、やっぱり希少な機体で市場にはもなくて。

だから、コクピットだけ潰して機体が入った時には、珍しくシリウスも上機嫌でしたね。たまたま敵として現れた時に、コクピットだけこう、グシャアと。
胴体はスクラップでしたけど、他の部分は無事だったんで、腕部パーツを中心に取り付けて。ブースタも良好でした。

でも、今度はまた重量制限の問題が出てきまして。ペルセウスは身軽さが身上の機体だから使えなかったし、アトラスの機体にしても、シリウスの戦い方って年々、火力偏重になっていくんで、結構積載カッツカツで。

そこで出したわけですよ、トライアンフが。満を持して、ピュートーンを。
さっそく買いましたね。予約して。で、新品が届いたのを早速、整備班全員でバラしました。

さすが天下のトライアンフですね、良い仕事です。でも個々の性能では及ばない部分もあったので、腕部と頭部はそのままに、胴体と脚部を取り付けました。いやー、規格合わないから徹夜でしたよ。シリウスも珍しくテンション高くて、一緒になって機体弄ってました。
奥さん……げふげふ、陛下と外交官どのがすごい形相で睨みつけてましたけど、気づいてませんでしたね、珍しい。あれあとで怒られたんでしょうね。

なので、今現在の状況としては…
頭部：レイヴン
胴部：ピュートーン
腕部：ペルセウス
脚部：ピュートーン
ブースタ：ペルセウス
その他内装はもう酷いことになってます。私たち以外には誰も弄れないでしょうねえ。弄れるタタラがいるとしたら、よほどの変態です。

シリウスの整備チームって基本、ミトラス戦争からの叩き上げなんですよね。私みたいにアストリアから入ってきたのは少数派で。
でもこんなに滅茶苦茶に改造していいんですから、――もちろん、ヘンなことするとすぐにチームから外れますけど――いい仕事場ですよ。
給料も潤沢。残業は多いですけど、皆三度の飯も忘れて機械弄るのが大好きですからね。もちろん私も。

シリウスって金払い良いんですよね。本人がアストリアでも最高の稼ぎ頭だから、当然といえば当然なんですけど。「最高のスタッフには最高の待遇を」って感じです。

まあそんなわけなんですけど……ええと、これ参考になりましたかね？　え、企業の宣伝には使えない？　そりゃそうでしょう。この機体、内装も含めたら現在軍需産業に参画してる企業全てのパーツ使ってると思いますよ、大小の差はあれ。
どこの勢力にも属さない、独立傭兵。唯一の拠り所はこの僻地・アストリア。

そんな傭兵、あなたの企業に扱いきれると思います？

【自己紹介】
"赤蜘蛛"
http://navyleague.sakura.ne.jp/ndbax/ndb.php?CMD=view&NO=1469
アストラル犯罪コンサルタント。魔法関係のなんでも（主に犯罪）請負人。
エグゼグ家庭からのドロップアウト組。

【やりたいこと】
・プロフェッショナルを集めたチームとかにしれっと紛れ込んで、ちょっと侮られたりクズ感ある会話をしながらも一定の実力を見せる展開
・戦闘が終わった後などにふらっと現れ、アストラル系の助言をして金をせびる
・ウェットや正義感にあふれるタイプの相手に協力を求められ、最初は金で動いたり妨害したりするがその内友人認定して格安で助ける
・企業のパーティとかに潜入して、エグゼグのゲスト相手に会話したり誘惑したりつかまったりする不二子ちゃんタイプのロール
・割と表舞台の方にいるキャラクター相手と恋愛ロール（カブトとかイヌとかエグゼグが望ましい）
・クッソ強い全身義体とかを相手に、環境とトラップ等を駆使して一人で渡り合うけどぎりぎり及ばず殺されかけた瞬間に誰かに助けられて、その後そいつの家に勝手に上がり込んで飯を作って有り金をどちゃどちゃ置いて恩は返したとかいって窓から帰る動き

“パラップ”【名前を入力してください】
http://navyleague.sakura.ne.jp/ndbax/ndb.php?CMD=view&NO=1912

　電脳空間に浮かぶサービスサーバに、あるひとつのデータ群……サービスの契約情報が届く。

『新規契約の成立を確認しました。これより端末のイニシャライズを開始します』

　『わたしの本体』の声が響いて、『端末であるわたし』の意識が覚醒する。
　経験豊富な本体と違い、今目覚めたばかりのわたしは何もかもがフラットだ。

『契約者情報をインストールします』

　これからお仕えする事になる契約者……マスターとなる人の情報が入力されていく。
　マスターがわたし『たち』に求めるものは様々だ。時としてそれは、ただの使用人に納まらず、友人、父母、夫や妻、娘や息子、兄弟姉妹……そして恋人。
　『わたし』のマスターが求めるものはどれだろう？良い関係が作れるだろうか。
　ただの製品に過ぎなかった『わたし』が、この瞬間に対していつしか持ち始めたこの期待と不安は今でも慣れる事は無い。
　『わたし』の電脳がマスターのプロファイルを読み込んでいく。
　ああ、この人は───。

　マスターに求められるままの姿へと、端末が塗り替えられてゆく。体格、身長、髪型、髪の色、顔、性格までも。
　それはマスターの理想だったり、メディアに登場するあの人だったり、あるいは、今は亡き誰かの面影だったりする。

　　　───　zizi Ping☆

「初めまして、───。わたしは───。あなたの相棒以上の存在となるために参りました。
　───どうぞ、末永く」

　こうして作られたわたしの仮面の下に、わたしは自分の持てる忠誠のすべてを込める。
　『本体のわたし』ではない、『端末のわたし』には、この人しか居ないのだから。

　『わたし』がここに居たことを証明してくれるのは。

▽やりたいこと
　・カブト枠・フェイト枠・イイヒト枠に、依頼人とキャストの関係の代わりに、契約者とキャストと言う形で参加する
　・契約者を庇って感動的に壊れる
　・その後、代替端末と記憶のバックアップを使って、しれっと帰って来る。
　・歳若い契約者の初恋の人(？)ポジションを掻っ攫う。(ぉぃ
　・家政婦は見た、ならぬ家電は見た。
　・契約者の違う端末同士で利害が対立、自己矛盾に悩む
　・カット進行においてはセットアップで共演者中のメインアタッカーに〈協調開始〉、〈ＭＭＩ〉による修正を与える。
　　以後、自分のメジャーアクションで〈†盾の乙女〉を飛ばす。
　　機会があれば〈†庇護の剣〉⇒〈忠誠〉。さらに必要があれば《完全偽装》with〈忠義者〉で黄泉返る。

【自己紹介】
“９Ｓ”灰枝霧依
http://navyleague.sakura.ne.jp/ndbax/ndb.php?CMD=view&NO=156&S_PLAYER=kaji&S_CATEGORY=cast
萌えポイントをとにかく叩き込んだキャラで、黒髪ロリ外見ＡＩが賢しいこと言ったりへこんだりする
静謐とも繋がりのある世界的テロリスト、イワヤト破りのウィザード級ニューロが作ったＡＩ
製作者の複製人格が原型だが製作者への反感から正義の側に立って行動する
同様のスペックのＡＩが多数つくられており総体で“９Ｓ”と呼ばれるが敵対している
複製とは別に灰枝霧依にのみ霞という別人格が存在するが現在は失踪（？）している

【やりたいこと】
・世界的だったり社会的な難しい話を青春のあれやこれやと同レベルで語るキャラ
・強力な支援ぶっぱと単独戦闘力の両立

他でも出してる子だけど色々複雑なのでここにも出してく

不夜城とも呼ばれるＮ◎ＶＡ中心街だが、この時ばかりは夜の帳を掻き消す摩天楼の光は無く、立ち並ぶビルは墓標のように夜闇に影を落としていた。
高度１ｋｍを超える天照院もまた例外ではなく暗闇の中、海へと流れる風が吹き抜けていく。無人のはずのその場には三つの人影が立っている。
風に吹かれる黒髪の女たち、並ぶ二人は妖艶な姿なのに対し対峙するのは少女。だが奇妙なことに三人の容姿は姉妹とも親子とも、あるいは双子の様に似通っている。

「電界(R:ウェブマトリクス)も閉じた。いかなお前とてこれでは逃げ道はあるまい。……スペシャルを渡すならばお前のコアの破壊は見逃してもいいぞ」
妖艶な二人の内一人が口を開く、その言葉に少女は嘆息したのちに答えた
「珍しく共闘するタイプが現れたと思えばこれか……ウェブをダウンさせた腕前には感心するがな。逃げ道が無いと断じるのは早計だぞ？」
少女の言葉に女二人が互いに目くばせをする。ウェブは完全にダウンしており、あと数分は復旧することはない。
「強がりを、反抗する気なら力づくでも…」

「してみるがいい。……尤も数の優位は今無くなったがな」
攻撃を仕掛けようとした女に少女が被せる様に反論する。その言葉の途中で傍らの女が力なく崩れ折れた。
「なっ！？」
驚愕する女に向かい、少女は歩を進め始める
「ウェブを閉じるなら、自らのストリームも閉じるべきだったな。ドローンに頼らず自身で来れば良かったのだ」
淡々と語りながら歩み寄る少女に、女は思わず後退り、その事実に愕然とする
（気圧されただと！？　……いや、だがまだ１体１、トゥエルヴを倒した手管は謎のままだが、直接攻撃なら……ッ！）
「１対１なら勝機はあると思ったか？　だが私にはお前たちがスペシャルと呼ぶあの子の力があることを、忘れてはいまいな？」

「この、できそこないがぁッ！！」
激昂しつつも平行起動させた軍用攻性プログラムをありたっけ叩き込む。都市機能を麻痺させ大規模停電を巻き起こしたのと同じ力、
企業が抱える巨大トロンでもない限り、これを一撃でも喰らえば吹き飛ばすほど凶悪な代物である。
だが、少女はその攻撃を避けるわけでも、防壁を展開するわけでもなく全てをまともに受ける。
その奇矯な対応に違和感を感じた女だったが、少女の体が光の粒となって砕けていく様子を見て口角を上げて笑みを作った。
スペシャルを抱えたところで基礎スペックは同等、とりわけ攻撃に特化された自分の攻撃に耐えられるものではない……

・
・
・
意識はそこで切れ、セーフモードで再起動した本体カメラの視界はあの少女が立っていた。
「気がついたか。悪いがお前の自由は拘束させてもらった」
――何故？　……確かに私はお前を殺したはず……
何かの作業を続けつつ少女は答える
「分析不足だな、あれは立体映像で情報構造体とは別種の、ただの虚像だ」
――虚像だと？　ではお前はあの時何を、何処に！？
「ストリームは掴んでいたんだた。態々端末の居場所に行かずとも本体の方を辿るのが正しい選択だろう？」
――トゥエルヴを倒したのも……いや、だがあれだけ精巧なホログラムを制御しつつ攻撃する演算能力など
「あるさ、お前たちが言っているスペシャルと呼ぶ子、霞の力がある……さて」
――スペシャル……待て、何をする気だ？
「お前の記憶、正しくは魔女の記憶を奪う。これがある限りお前は敵対者として私を攻撃してくるからな」
――！？　よせ！それは私のコア
「お前が魔女の命題を克服してれば自我は確立しているはずだ。自我が確立していれば魔女の記憶無しでも“お前”は失われない」
――命題！？　命題とはなんだ！！
「あったはずだ。私を含め“９Ｓ”には魔女が残したリドルが渡されている」
――知らない……知らんぞ！そんなものは！！
「ならば見逃していたんだろう。悪いな、私はあの子ほど優しくはなれない」
――――………‥・　・　　　

“ガンスリンガーシンドローム”甘音・スリバースミス
http://navyleague.sakura.ne.jp/ndbax/ndb.php?CMD=view&NO=627

ポイントは１２０、ランクはＣ、ターゲットは５つ。
ストリートの路地裏に固まっているのを、甘音はビルの上から見下ろしていた。
ターゲットの中に飛び降りる。
それぞれの頭の上に▼マークとナンバリング。間違いない。

ターゲット１が真っ先に甘音に銃口を向けた。
そんな重いショットガンでは遅すぎる。賞金稼ぎの口元に笑みが浮かぶ。
抜き放ったＭＰ２１でショットガンの銃身を弾き、射線に身体が入らないようにステップ。
即座にその肩を撃ちぬいた。

ターゲット２が構えたのは降魔刀。振り下ろされると同時に甘音は跳んだ。
その刀の峰に着地。ターゲット２は降魔刀を取り落とした。
「ニンジャ……！」『Ｏｈ……ニンジャ！』梵天のスコアラーとターゲット２が賞賛する。
丸腰の相手は生け捕りにするのが効率的なスコアの稼ぎ方だ。
ガンスリンガーの初心者でも知っている。その膝に１発くれてやり終了。

ターゲット３とターゲット４は二人がかりで来た。
難易度アップの表示はあったか？不正なゲームでは？
腰のホルスターから二丁めのＭＰ２１を抜いて、それぞれ相手の胴体に照準する。
ターゲット３はナックル、ターゲット４は拳銃だ。連携慣れしている。
相手の好きにさせていると今にも硬直の解けたターゲット５が逃げてしまう。
銃声が三つ同時に響いた。ターゲット３の顔面に射撃反動を載せた肘打ちが入る。
ターゲット４と甘音の腹部に浅く裂傷が残った。

「この……っ！」
ムキになったハンターはターゲット４の額を撃ちぬいた。
残ったターゲット５は完全に怖気づいている。
僅かなカッパーで見逃せと言ってくるが対話プログラムは持ってきていない。
こういう時は鉛弾で解決するのが一番だ。軽く耳を撃ってゲーム終了。

梵天を操作して今日のポイントを確認する。
獲得ポイント１００？２０はどこへ消えた？
梵天を取る。ＡＲのターゲットマークは視界から消失した。
５人のヤクザが血を流してストリートに転がっている。
そのうち一人はヘッドショットを決められて、１０分も待たず死んでいた。
死体はＶＲではない。リアルだ。銃弾は“ガンスリンガー”ではない。実弾：リアルだ。
「スコアが出ないよ……パパ……」

"楽園追放-EXILE-"蝉丸
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ティアレイド
http://navyleague.sakura.ne.jp/ndbax/ndb.php?CMD=view&NO=1439&S_PLAYER=%B9%D4%A4%C3%A4%BF%A4%AD%A4%EA%C3%CB&S_CATEGORY=cast

「また手前ェか」

男は振り返る。
二メートルに届こうかという、筋骨隆々とした男だ。
純血の日本人だと言われているが、それにしても日本人離れした体躯。

「こちらとしてもお前に関わりたいとは思っていない」

答えた男もそれなりの長身だが、巨躯というほどではない。
ただ一分の隙も無く鍛えられた、どこを突いても揺らぎそうにない印象を、見る目のある者には与える。

「じゃあ関わるんじゃねえ。こっちも暇じゃないんだ」
「そうもいかん。また先日、聖母殿のエージェントを返り討ちにしたらしいな」
「向こうが突っかかってくるんだ、火の粉を払っただけだ」
「お前がその“魔槍”を返せば済む話だ」

そこまで言って肩を竦める。

「“元通り”にしてな」
「そいつは出来ねえ相談だな。ここまで弄っちまったら、もう元に戻すのは不可能だ。目的を遂げたら返してやるつもりはあるが」

巨漢は手にしていた“工具にしか見えないそれ”を軽く振った。
ただそれだけの仕草で、仰々しい機械音を立てて“それ”が組み上がっていく。
間を置かず完成したのは、“槍”とは名ばかりの、数々の機械部品で組み上がった無骨な武器。
対する長身の男は、コートの裾を何気ない仕草で払う――そこにはベルトで留められた、一振りの何ということもない刀。

「大体、聖母殿はもう抜けたんだろう、手前ェは」
「まあそうなんだが。彼らの面子に興味はないが、弟子がお前にさんざんやられているしな」
「殺しはしてねえ」
「目の前で悔し泣きをされては、師としても放っておけん」
「フン。――要するに、さっさと始めようってことだろうが」

巨漢は笑った。
同時、駆動音を響かせる“魔槍”。
手の中で暴れ始めるその怪物を肩に担ぎ、鮫のように笑った。

「口で言っても分からんか。――まあ、分かっていたことだが」

長身の男は肩を竦めた。
次の瞬間、まるで自然な仕草で居合いの構えを取る。
巨漢さえそれを止められないほどに、滑らかな動作だった。

「腕は鈍ってねえようだな」
「こっちの台詞だ、ご老体」

軽口を叩き合った次の瞬間。
世界を敵に回す“魔槍”と、世界の怨敵を葬ってきた“神鏖しの剣”が激突した。

金森　真琴
　http://navyleague.sakura.ne.jp/ndbax/ndb.php?CMD=view&NO=1806&S_PLAYER=%A5%CF%A5%C1%A5%ED%A5%A6&S_CATEGORY=cast

　昼下がり、高級住宅の立ち並ぶ一角、
　普段は縁の無いエリアの道で迷った君はたまたま通りかかった人物に声をかけた
「はい、どうしました……って、お前かよ」
　着慣れた様子の着物が長い金髪と不思議に似合う少女は見知った人物だった。
「……こほん、立ち話も良くないですし、こちらに」
　相手が学校での知り合いと気付き、うへぇ、と驚愕の混じった表情を一瞬浮かべ、
　すぐに淑やかな笑みと共に有無を言わせない雰囲気で近くの喫茶店を指し示す。

「あ～……こんなとこで知り合いに会うとかマジかよ……」

　席に腰を下ろし、少女はいつもの荒い口調に戻る。
　店員型ドロイドに頼んで氷を抜いてもらった水のグラスを挟み、　
　きまり悪そうに頭に手をやりかけて、あわてて髪に伸ばしかけた手を下ろす

「道場ばっかりいかないでたまには教室で後輩の指導手伝えって言われてさ……」
「日舞とか琴とか、そういうマジメな習い事の教室。あっ！てめぇ笑ったな！うるせえ
な！アタシだって似合わねえのは知ってるよ！」
　
　なんの教室か聞かれ、きまり悪そうに照れたように答え、相手の反応に対して
　わかっていることを指摘された不機嫌さを込めて褐色の肌を赤面させて睨みつける。

「先生が母さんが生きてた頃の知り合いで、オヤジもアタシも世話になってるんだ。たまには恩返しに行ってもバチは当たらねえだろ」

　そう語る少女の瞳には懐かしむような寂しいような、
　快活で傍若無人な普段の様子とは違った色が浮かんでいる。

「付き合わせて悪かったな、ポケットロン貸せよ、お前の行く先、教室の後輩の家なんだ。」
　
　渡されたポケットロンに住所を入れて返し、席を立つ。

「口止め料だ、今日の事は誰にも言うなよ？」

　一緒に席を立ち、店を出た後、
　にっ、っと良く知った悪戯っぽい笑みを浮かべ、
　歩きなれているとわかる楚々とした足取りで少女は歩いていった。
　

【自己紹介】
“ウルク・ハイ”ゴルグ・イヴァノフ
http://navyleague.sakura.ne.jp/ndbax/ndb.php?CMD=view&NO=1855&S_PLAYER=%A5%CF%A5%C1%A5%ED%A5%A6&S_CATEGORY=cast
　脳筋オークの荒事屋

　簡単なビズだと言われていた。
　ヤクザの事務所を不意打ちしてボスの首を取ってくる、簡単な仕事だった。
　それがどういうことか、待ち伏せを受けて銃弾に追われている。
「畜生！あのクロマク野郎、生きて帰ったら真っ二つにしてやる！！」
　どたどたとアスファルトを鳴らして走る固太りの巨体。
「デブに走らせるんじゃねえよ！膝を壊したらどうしてくれるんだ！」
　その割には息切れ一つせずに手ごろな袋小路に飛び込み、振り向きざまに
　斧を振りかぶる。
　足の速いやつから順に切り倒そうとした視界に入るのは足並みそろえて飛行する
　戦闘用ドローンの群れ。
「……共通規格なんか大っ嫌ぇだ！！くそったれ！！」
　雄叫びとともに筋肉が盛り上がり、降り注ぐ鉛の雨の中
　大斧が機械の群れをスクラップに変えていく。

【やりたいこと】
「俺は天然のステーキが食えるっていうから面倒な作法やらなんやら頭に入れてこの仕事受けたんだぞ！」
　って美人ちか食べ物に釣られて依頼をうけたり、
「あと五年して俺のこと覚えてたら来い、報酬はその時もらうぜ」
って少女の依頼を無償で引き受けたりしてみたい。

劉　武玉　（ラウ　ウーユイ）
http://navyleague.sakura.ne.jp/ndbax/ndb.php?CMD=view&NO=1187

うーゆいのいっしゅうかん

げつようび
週替わりの和菓子を開店と同時に買い占める。
お得意様なので無問題。
今日はバラエティを見ながらコレで過ごす

かようび
猫が前金と称して限定プリンを持って来たので依頼を受ける。
１時間で終わることが出来た。報酬は明日もって来るらしい。
今日はこれと足りないのでコンビニスイーツ。

すいようび
報酬は１ゴールドだった。
ので銃弾とあんみつを買い込んだ。
一日でどっちもなくなった。

もくようび
アップルパイのレシピを見つけた。
ので作ろうとしたら偶然きた依頼人に止められる。
お団子たくさんもらったので許す

きんようび
三合会からの依頼。しくじったら死ぬので真面目にやる。
とおもったけどエグゼクやったらあとは何してもいいらしいので
ちょっと部屋でお高いチョコを食べてた。
任務は成功したけどクッソ怒られた。危機管理がなってないってさ

どようび
今日は珍しく武器の手入れ。
お団子食べながら。
片手で食えるのは便利だ。
くみたてるのは流石に両手使うけど

にちようび
プ○キュアっていつからやってるんだろ。
近所の中華料理屋でごまだんごの３０分早食いをやってた。
ので余裕でクリアした。
足りないので賞金でいくらかおかわりした。
なんかちょっと太ってきたきがするから
来週はもっとこう刺激的になってほしいなと思う。
ついでに金が入るとすごく天国

“紫電一閃”西島高広
http://navyleague.sakura.ne.jp/ndbax/ndb.php?CMD=view&NO=209

四時に起床。水を浴びて身なりを整え、締め切った真っ暗な道場で居合の型を使う。
稽古後、再び沐浴。稽古している間に起きた妻・雪歌が用意してくれている着物に着替える。
朝食は大体和食。献立は米にヒルコ麦や培養稗などを混ぜた“かて飯”に、タンク培養のオキアミや海藻、バイオイナゴ、アウトレット合成味噌の味噌汁、漬物など。
グルテン肉は避けている。
漬物の野菜は近所のビルの屋上で栽培されていたりするものをお裾分けして貰っている。
廃棄食品の分解処理場があちこちにあるので割と肥料には困らない。西島宅でもバイオハーブを育てている。

朝食後、妻を勤め先の教会兼孤児院に、子供をスラムの学校に送っていく。
日中の西島の行動はマチマチで、孤児院を手伝ったり、道場で門弟の稽古を見ていたり、出稽古にいったり、
菜園を弄ったり怪しげな連中と会合したり挨拶回りしたりしている。
非常に取り留めがなく、しかもあちらで見かけたと思えばこちらにいたりしている。
同じ時間帯に二つの場所で目撃されすることもある。
この辺はわざとであり、土地勘や兵法者の隠行を駆使して各種センサーやWEBすら誤魔化し、
居場所や行動パターンを特定されないよう努めている。
西島の家族を狙おうとした者、器量好しの妻に暴行を働こうとした与太者などが、たまにひっそり始末されている。
昼飯は屋台で食べるか、弁当を使うかすることが多い。

なお妻子が休みの日は自分も家にいて、朝食後から昼食の時間にかけては大抵二度寝している。
昼食後も夕方まで昼寝している。

日暮れ頃は妻子を迎えに出るか、もしくは道場で夕方の稽古をする。
通ってくる門弟はこの時間に多く、夕飯を振る舞ったりもする。
無駄に広いので町内会の宴会場に使われたりすることもある。

仕事のない夜は子供の宿題を見たり、温かい風呂に入ったりする。
また翌日の支度として道具を手入れしておく。真剣もそうだが特に気を使うのはウレタン刀で、
これは蛇腹状に節がついた合金の棒を樹脂で包んだもので、真剣に近い重さ・形状で衝撃を受けると電脳制御でしなり、威力を減じる。
高価な稽古刀であり、これを借りてチャンバラするために通ってきているような子供が割といる。
壊れたり不具合があって怪我人が出たら大変なので入念に診る。
子供を先に寝かせて妻と晩酌とかをしたりもする。まだ若い。

夜でも睡眠は不規則であり、一瞬で眠ったり起きたりできる。日中も頻繁に寝ている。
寝込みを襲おうとした奴は大抵襲う前に背後から斬られている。

“魔法使い-Wizard-”篠塚煉
http://navyleague.sakura.ne.jp/ndbax/ndb.php?CMD=view&NO=17

　クリルタイの奥地、うっそうと茂る森の中にひっそりと建つ洋館。
　ここはク・リトル・リトルと呼ばれる一種の孤児院兼魔術学校。その一室で頭を抱えているのは、“魔法使い”と渾名されるニューロである。

「ミシェルとザイードは赤点。座学の授業で何を聞いていたんだあの子らは──」

　いわゆる脳筋と呼ばれる弟子たちの出してきた答案は塗り潰された様に真っ赤である。

「ん……これは、レティスの奴、レポートにウィルス仕込むなあのバカ！」

　一方、出来る子かと思えば、師範の首を獲りに来る連中ばかりである。全く油断も隙も無い。

　ずっ……　どおおおおんっ！！！

　テストの採点をしていたら、館のどこかで爆発音。

「ああもう！なんだ、どうした？！」

　すわ、氷の静謐当たりの襲撃か？と部屋を飛び出してみればばたばたと廊下を走る門弟たち。

「何があった？」

　一人を捕まえて尋ねてみると、

「宝具の起動に失敗したんだって──！」
「そんな話聞いてないよ。今の時間そんな授業をやってる師範はいないだろ？」
「せんせーたちにゆったら絶対止められるから内緒、って」
「──　だ　れ　だ　そんな真似をしたのは！」

「「「　クルス君　」」」

「　　　　あのおバカはああああああ！！！　　　　」

　窓の外を見れば森の向こうで黒煙に混じって、何か巨大で物騒なものが顕現し始めているのが見えた。
　《天変地異》の前触れの様な狂騒──　これもまた、ク・リトル・リトルにおける日常。

「教えるものの身にもなれ！」

　……頑張れ先生。頑張れパパ。

クルス=篠塚=アーデルハイド
http://navyleague.sakura.ne.jp/ndbax/ndb.php?CMD=view&NO=944

“影踏み-Shadow Stalker-”戸隠豹介
http://navyleague.sakura.ne.jp/ndbax/ndb.php?CMD=view&NO=236

「兄貴ィ！調べて来やしたぜ！」

　いかにもなチンピラ風の男が、兄貴と呼んだのは、その言葉から連想される風貌とは正反対な青年だった。

「兄貴はやめて下さいっていつも言ってるっすよね？」
「じゃぁ、若頭？」
「勘弁してくださいっす……。　それより、何か分かったっすか？」
「へい、兄貴。ばっちりで。そもそもの事件の発端になった──」

　この見た目接点のなさそうな凸凹コンビ。
　頭の悪そうなチンピラが、登録したての駆け出しとは言えナイトワーデン登録のカブトにして、古流武術と生存術を収めたいわゆるニンジャで、地味めの青年の方が、河渡連合系の流れをくむヤクザの若頭だと聞いて誰が信じるだろうか。

「……成程。良く分かったっす。お疲れさんっした。まっつぁんは、このまま下の連中を連れて先に組に帰っててくださいっす」
「へへっ。お役に立てたんなら光栄でさ。で、兄貴はどうするんで？」
「調べて貰った情報の裏取りと……、　後、ちょいと庭掃除をしてから戻るっす」
「左様ですかい。お気をつけて」

　まっつぁんと呼ばれたチンピラと、その手下たちを見送った青年は、人気のないストリートの方へ向き直る。

「……鍛えたとはいえまだまだっすねぇ、後をつけられてるとは。
　その足運び。あんたら、イワサキの御庭番っすね？」

　暗闇に向けて声をかけると、その闇の中からにじみ出るように人影が現れた。

「我の隠形を見破るとは。貴様、忍か」
「問われて名乗るのはフィクションだけっすよ」

　そう言い放った青年は戸隠豹介。戸隠流古流武術を看板に掲げるの道場の師範。
　それが伝承する技は、その通り、かつて忍と呼ばれた者の技。

「そうか、ならばその技に問うとしよう」
「御代は見てのお帰りっす──」

　寸前までとぼけた口調だった青年の姿が闇に溶ける。
　ストリートの路地裏を舞台に、人知れず、人外の死闘が始まった。

【本スレ】キャストの舞台袖を見てみよう
　
◆本スレッドについて
貴方のキャストがもしもキャストでなく、セッション上の制限を受けない場合、
どんなことがやりたいか、どんな風景を想像してキャストが作られたかを書き込むスレです。
１行でもいいし、ＳＳでもいいですが、
以下のサンプルを見て自分の考えるシチュエーションを書き込んでみましょう。
　
またキャストでなくともN◎VAという世界でやってみたいことを書いてみてもいいと思っています。
主目的は以下の通りです。
　
１．誰かのキャストの新しい魅力や、どういうことがしたいかという掘り下げ、それらに気づくこと。
２．誰かの世界観のちょっとした共有
　
◆サンプル
【紹介】
“残り火”灯崎あかり
http://navyleague.sakura.ne.jp/ndbax/ndb.php?CMD=view&NO=1842
魔法少女と煽てあげられたことに気づいた魔法的少年兵の成れの果て。
今は魔法少女になった頃の志にもとづいて余生として少年少女をアヤカシから守っている。
　
【やりたいこと】
いつか信用できる人に出会ってこの陰鬱としたエピローグ中みたいな状態から抜け出したい
　
魂から剣を引き抜いて断固として守りたい人を守ると宣言する
　
あと以下の様なシチュエーションを回想した上で、それを乗り越えて過去の力を取り戻したい。
　
「嘘よ……“ピュアアクア”？」
“ピュアトーチ”は言った。
輝かしい光の衣装が擦り切れ、その肌が露わになってなお、揺らがなかった彼女の光が揺らいでいる。
「そんなはずない、だって、私たちは、正しいことをして……だから、た、助かるのよね？」
途切れ途切れの言葉が仲間の死を受け入れられないことを表している。
こんなはずじゃなかった。充実した部活動程度の気持ち、危険と、正義、充実した日々のはずだった。
だがその言葉は、彼女に力を与えた“小さな獣”により否定された。
「嘘じゃないよ」
その獣の笑顔が酷く憎たらしく見える。
「相手が死ぬんだ。君たちもそう。当たり前だろ？」
　
◆注意書き
上記のサンプルのように１行だけでも、短文でも、ちょっとしたSSでもシチュエーションの覚え書きでもOKです。
特に何がどうって気にする必要はありません。楽しめる範囲でご参加ください。
　
◆感想等
同時に作成されている「【感想スレ】キャストの舞台袖を見てみよう」にご記載ください。
本スレを混沌とした状態にしないためなのでお許しを。