「かしこまりました」

目の前の男に深々と一礼をして部屋を出る。
たった今、会社内部の統制を強化しろとの命を受けたところだ。
死の右腕と呼ばれる男は、軌道との対決のためにはまず、自社の整理、把握を先にしなければならないと説明した。
自らの在する課に戻り、早速リスト作成にかかる。

・・・もう夜だ。
何時の間にやら時間が過ぎていたらしい。
コーヒーでも飲んで一息。部下や同僚はすでに帰宅している。

「さて・・・。本業を」

引き出しから取り出したのは、筆と紙。
えらくＣＤだが、誰に聞かれるか知れないこんな場所でこれからする仕事などできはしない。
したためると、あとは信頼できるカゼにでもまかせて軌道へ送るだけだ。
筆をおくと手紙を懐にしまい、部屋を後にする。

（ふふ。千早といえどたいしたことはないな・・・。ま、こちらでも仕事はするさ。怪しまれては今までの１０年がパアだ）

そして退社。
今日は早く寝よう。
明日も仕事が待っている。

−どちらの仕事だって？
−どちらの仕事も、さ。


まぁ、こうしておけば千早･イワサキのアクトに出やすいかなぁ、と（笑）

▼能力値上昇
▼技能修得　※スナッチ！１、※パントマイム１、経歴洗浄１、消跡１、交渉＋１、自我＋１、隠密＋１、社会：企業＋１、ミミクリー＋１、サブリミナル＋１、社販購入＋１、企業情報＋１、運動１、知覚＋１、ブランチ：さらりまん１
▼常備化　Ｖ．Ｉ．Ｐ．ＫＥＹ（イワサキ）、マスカレイド
▼ブランチ　さらりまん１