「わたくし、下賤の者ですので」
「ワタクシの存じ上げる所ではございません」

サロン・ドルファンの小間使い。
しかし一部の者（アルドラ含む）からは、
高位の永生者として遇される。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・   

サロンの尖兵によって見出された時、
カレハはただの暗がりに生きる新参者だと考えられた。
必然的に、ごく低い位階が与えられた。
本人も諾々と上の者たちに仕えていた。

転機は、とある愚かな退魔師が、サロンを攻めた日。
大口の割にあっさりと捕まったそいつにアルドラは、
「我らの素性を1人見抜くたびに、1日生かしてくれよう」
と戯れた。
1人、2人、3人、……、
そちらの筋は良かったのか、
次々とアヤカシ達の素性を当てていく術者。

だがそのひとさし指がカレハに向かった時。
「ひぃっ」
あわれな輩は真っ青な顔でがちがちと歯を打ち鳴らし、
「天に光が生まれたと同時に産み落とされた対たる闇、
　この世のあらゆる影の根源たる者」
と言い残し、その場でこと切れた。

それからカレハへの視線は少しだけ変わった。
およそ何者よりも古いであろう永生者に、
それなりの敬意を振るうべきか。
むしろ新派閥の頭として盛り立てようという動きさえあった。

しかし気のふれた人間の言葉であると、
一笑にふした者も多い。
何より、カレハの目下の者としての振る舞いは
少しも変わらなかったのだ。
そして女大公は何も語らず。

サロンの大多数は、カレハを腫れ物のごとく扱っている。
それはときおり、
全てを知り尽くしているかのごとき蛇のような笑みを、
口元にたたえるから、かもしれない。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・   

新参者と永生者の立場をスイッチ出来たら
おいしそうだなーという発想のキャストです。

▼能力値上昇 ：55点
▼一般技能：点
▼特技：40点
▼常備化：25点

報酬点：6点（【外界】分）

プレアクト購入：
ガードコート
アーマージャケット
ポケットロン
マンション（レッドエリア、セーフハウス）
偽造ID
ホムンクルス(OE)
房総ソバ(OE)