「はいはい皆さん、もうしばらくお待ち下さいねー。すぐにお呼びしますから」
　　──普段の穏やかな姿──

「グ…ググ…ワレニ、モット血ヲ……」
　　──現れ出でた剣の鬼。それに飲み込まれた姿──

森ノ宮神社に住む、武上夏姫の実兄。現在は亡くなった母の跡を継いで医者になっている。
家族構成は父・登と妹の夏姫、そして居候の渚芽地音…合計4人で神社に住んでいる。（もっとも夏姫は現在、結婚した夫の教会にて住んでいるため、実家にはなかなか戻ってこないが……）
男で、しかも長男というその立場から神社の跡取りとして期待されていたのだが、彼自身は寧ろそっちの世界に関わる事を激しく嫌悪している。既に一種のトラウマと化している、と言ってもいいだろう。それでも、見えるモノは否応なく見えてしまうのだが…妹の夏姫とは違って、彼にはそれが「当たり前の事」だとは思えないのだ。
そこで別の道を模索していた彼は、医者であった母親に憧れて母の跡を継ぐ事を決意。母が使っていた診療所をそのまま引き継いで、現在に至っている。
神社の方は妹である夏姫が婿を取って継ぐことになったので、アストラルの世界を忌避している基としては、そちらは一安心…といったところだろう。とりあえず、今のところは…だが、内に潜む鬼の力は次第に強まって次第に制御が利かなくなってきている。
近頃は、自身がサイバー不適合者であるが故にテクノロジーの恩恵を完全には受けられていない事に対して、悩みを抱いていたりもする模様。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化