荒れ狂う波音を背にグリューヴルムにまたがって先を臨む。
埠頭の倉庫のひとつに今日の飯のネタ。
コツ、コツ、コツ・・・とブーツ音をつれて扉の前に来ると、えらくガタイのいい男が職務に忠実に、しかしだらしなく道を阻んでいた。

「おう、ネェちゃん！　ここは立ち入り禁止だ。とっとと帰んな」
「それが、この中に呼ばれてるのよ。通してくれないかしら？」
「そんな話は聞いてねぇな。・・・へぇ」

男の目が、彼女の目立つ場所を捉える。

「どうすれば通してもらえるのかしら・・・」

言うと、シュッテのジッパーを少しずつ少しずつ下へ。
下げた反動で双丘がゆれる。素肌があらわになる。
肝心な部分はうまく隠れたままだ。それが男の情欲を掻き立てる。
彼の目はジッパーとともに動いていく。臍辺りまで来ると、指は下腹部へと滑り込んだ。

カチッ、パカッ！

男は期待してジッパーのある場所を見つめた。だがそこには真っ暗な空間があるだけだった。
男の頭にレーザーガンをピンポイントして言う。

「続きはあの世でたのしみなさい」

男が絶頂するのに２秒とかからなかった・・・。

▼能力値上昇　ミストレス→レッガー　理性＋１、感情＋１
▼技能修得　虚言１、※捨て身１、同族＋１、社会：Ｎ◎ＶＡ＋２、コネ：藤咲竜二１、交渉＋１、レシピエント１
▼常備化
▼ブランチ　レシピエント１