「カカカッ、なんともよい尻じゃの！」
　　　　　　　　　　　　　　　　−エロじじい。

　「おおお…、老い先短いじじいの唯一の楽しみなんじゃ…」
　　　　　　　　　　　　　　　　−医者に酒止められた。

　「ほれ、そいつが無いと手が震えて何もできんようになるじゃろ？」
　　　　　　　　　　　　　　　　−死んでもいいからそれ飲ませろ。


　「あ？墨入れろじゃと？閻魔さんの顔を一回拝んでから来るんじゃな」
　　　　　　　　　　　　　　　　−八代目名人"彫松"。その銘を欲しがる極道は数知れず。

　「わしはもう二度と女の肌には墨を入れん。誰に何と言われようとお断りじゃ」
　　　　　　　　　　　　　　　　−なにやらタブーがあるらしい。

　「先代が七代目だからわしが八代目。いつから続いとるかなんぞ知らんわい」
　　　　　　　　　　　　　　　　−災厄前からの伝統芸かと聞かれても…。


彫士"名人八代目彫松"。
アサクサの多い彫士の中でも伝説とも言える腕を持つ職人。
その銘を欲しがるヤクザは多いが、彼の作品を背負う男は多くはない。

ただ、彼に認められたのなら組織を問わずその作品を背中に刻むことが出来るだろう。

元々河渡連合に属していたが、先代河渡亮平の死に伴い組織の枠を出た。


普段は手の震えが止まらないような冴えないただのエロじじいだが…、
彼の業には息を呑むほどの"何か"があるという。

▼能力値上昇　０
▼技能修得　１３０
▼常備化　２５