「さぁて、オペを始めようか」

自称、導引術および房中術を修めたという青年道士。
これが本当ならば、仙人ということになるが真偽は不明。
外見年齢は10代後半〜20歳で、彼を知る人は口を揃えて
はじめて会ったときから見た目にずっと変化はないというから、
もしかしたら事実なのかもしれない。

災厄後、聖母領に渡って西洋の魔術と医学を学び、見識を広めた。
特に冷却、凍結に関する術を得意とし、また外科的手術に天才的な才能を見せ、
患部を冷凍麻痺させることで麻酔を使わずともまったく痛みを感じさせず、
さらには一瞬で術式を終えるという。
また煉丹術を用いて死者さえ蘇らせたとも噂されている。

ただ、魔術訓練の過程で強力な冷却術を制御できず、
サイバーウェアの金属部分の周囲が凍傷に罹ってしまい重症化した経験から、
サイバーウェアの装着を諦めざるをえなくなってしまっている。

武術は太極拳を得意としているが、
様々な経験と技術を組み合わせることで
現在では独自の拳法と言って差し支えないレベルにまで達している。

性格は、奔放で気さく、かつやや軽薄な印象で、
一見した印象では“道”を修めたとはお世辞にも思えない。

彼に近い人物の話によると、稀に女性になってしまうという。
当人の弁によれば、
「これは、高度な操身術による業なんだ。
 場合によって患者の心理的負担を和らげたり、
 または自身の身体を用いた実験的価値があるためなのさ」
とのことであるが、
一部では、かつて彼が祓ったアヤカシが死の直前に掛けた呪いのためであるとか
未熟なうちに房中術に傾倒した後遺症であるとか言われている。
いずれにしても、くしゃみと深い関係があるらしい。


本名：月城望朔（つきしろみさき）
男性形体時：望朔
女性形体時：みさき

▼能力値上昇　0
▼技能修得　135+70+10
▼常備化　50
135+70+10+50=265
265-145=120