「予告してやる。お前は次の攻撃を見切る事も防ぐ事も癒す事も出来ない」

　ごく普通に高校に通い、ごく普通に友人を持ち、ごく普通に生活をする。
そういうごく普通の少年。
　１つ違う点があるとすれば、幼少期に嫌になるほど暗殺術を仕込まれていたという事だろう。素晴らしい体捌きと確実に急所を抉る才能、そしてなによりも死を見切る瞳。彼の刃に付けられた傷は、硬い装甲も、ダメージを減少させる技も、回復する事も叶わない。　生粋の捕食者である彼は自分の才能を嫌悪している。だが、一度戦闘となれば、湧き上がる高揚感に我を忘れ、本物の捕食者と成り果てる。

　その口は言葉を発する器官では無く、得物を食い破る狼の牙。
　その手は絆を持つ証の友愛では無く、得物を切り裂く梟の鉤爪。
　その瞳は意思疎通を行う目では無く、得物を射抜く鷹の目。
　その体は温もりを保つ人間では無く、得物を縛り逃さぬ蜘蛛の糸。
　その心は未来を夢見る若者では無く、得物を殺害する捕食者の魂。

そうして再び嫌悪を重ねて今日も生きている。

現在高校を無事卒業し、フリーの荒事屋。所謂無職を満喫中。

プレアクト購入品
・ロゴス×１０００

▼能力値上昇　▼技能修得　85+75　▼常備化　124　85+75+124-120=169

※隠那修正済み