「悪いが突破させてもらうぜ。わしの行く道を阻むならな！！」

■■国を治める青年。
自ら馬を駈け、刃を以て前線を行く戦狂い。
強くなければ生きる価値がないと考え、脆弱だった先代の父を退けて当主の地位を継いだ。
一族郎党の結束を強固なものにすると、破竹の勢いで領土を拡大し、天下統一を目指す。

実際は家族と家臣想いで、父を嫌っていたのではなく、温厚でおよそ生まれる時代を間違えた父の苦しみを知っていたため、やや強引に家督を譲らせた。
そして相次ぐ敵国からの侵攻により疲弊していく国と民を憂え、逆に強い国になり、戦の無い天下を作らんと決意する。その信念に共感した人々が自ら彼のもとに馳せ参じた結果、大国も無視できないだけの国力と兵力を生み出した。


方針
・「強くなければ生きる価値なし」の言葉は「優しくなければ強いと言えない」の裏返しであり、何かを守るためには強くなければならぬ（その結果、誰かを殺し誰かに憎まれてもそれを受け入れる強さもまた必要）と言う自身への戒め。
・好戦的だが、状況を把握する冷静さを忘れない。戦況不利と見れば潔く撤退し、被害を最小に押さえる。だが優柔不断ではなく、己の信念を以て行動する。
・嫌いな言葉は「（安易に放たれる）正義」。正義のためと簡単に言える偽善者を嫌っている。理想論だけで臭いものに蓋をし、嘆く人間はそれこそ無価値だと考えている。
　説得時、確たる信念のない正義、根拠のない理想論だけでは相手にしない。
　説得するなら、まずは己の信念を示す（例：自分の発言に責任をとるため、「みんなのため」「私たちは」という連帯的ニュアンスのある主語を無くす）必要がある。
　というのも、彼は自分の国と一族郎党を守り、それを基盤に平和な世界を作るために戦っているからであり、それを一般論で言う正義で片付けていないため。
　本気で戦う場合は、人馬一体(親衛隊付き)バージョン。
・説得が成功すると協力するor戦線離脱する。
　協力する場合、必要ならば４レベルトループ(21人、スタイルは設定の範囲内で任意)１つを預けてくる。彼らはPCのうち一人に従う。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化