「ハードボイルド？……単に時代遅れなだけだ」
　　　　　　　　　　　　――苦笑しながら。

　ぼさぼさの髪、くたびれたコートと磨り減った靴。そしてサイバーウェアを入れていない体。
　彼は何処にでもいる、そして古いタイプの探偵の一人だ。彼自身、そうである事を誇りにも思っている節がある。
　この街がまだ『楽園』だった頃から、彼は探偵だった。
　時は流れ、街も人も変わった。それを否定はしないし、悪い事とも思わない。自分だって駆け出しの頃とは違うのだから。
　だが時代遅れと言われても……変わらぬ物があってもいい。彼はただ、そう思っているだけだ。

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Julius=Aiblinger

▼能力値上昇
▼技能修得(120)40
▼常備化10