「助けて欲しいんでしょ？良いわよ、何が欲しいの？」
　　　　　　　　　　　　――絶望の闇の中ではその光は余りにも眩しい

彼女は聖母殿と浄化派のいずれにも属していていずれにも属していない。二重スパイだと両陣営とも思っている。その上で双方とも彼女に情報と資材を求める。何故彼女がそんな不安定な状態で存在し続けていられるのか？それは彼女に従う狂信者のおかげだ。
失墜した者のは返咲く機会を、力及ばず倒れた者には新たな力を、道を見失った者には新しい道を指し示す。
彼女は光、あらゆる理由で絶望の闇に沈んでいったモノが自然と集まる。触れれば身を滅ぼすと分かっていても、暗黒を恐れて人は彼女に従うのだ。

聖母殿でも静謐でも二つ名を持たないし、つけさせない。理由は「ダサいから」だそうだ。
表向きはファッションブランドを経営しているが、そこの服を着ることは無い。しかし配下には着せる。それは彼女の色に染まった証なのだ。
生まれながらの天才肌でディクショナリなしで大抵の事が人並み以上に出来る。ただし銃は手が痺れるから嫌う。意外と家庭的。

外見：セミロングの金髪に楽しげに細められた蒼い双眸。整った顔立ちに浮かべるのは薄い笑み。淡い色合いの上品な服装を好み、いつも白い毛皮のコートかマフラーを羽織って首を隠している。
性格：助けを求められれば求めるモノをあげる。ガリガリと痩せたモノをふくふくしてやるのが好き。だが、それ自身を愛することは無い。むしろ自分に助けを求めてこない人が大好き。

▼能力値上昇
▼技能修得：一般２３０＋特技１５０＋ブランチ２０＝４００
▼常備化：３１