「世の中は大抵お金で回ってるの。高望みしなきゃおこぼれだけでも充分じゃない」

記憶を失いトーキョーN◎VAに放り出された幼子。
この地に身寄りもない彼女に数々の試練が襲いかかる！
……というありがちな悲劇は全く無く、IANUSに放り込まれていたエリート階級の証と
ケタの数が数個間違っていそうな預金により、身の安全と生活の保証を手にしていた。
しかし人というのは安定を手にすると堕落の道を突き進む生物であり
教育を終えて労働の必要もないとなれば、最早ニューロニートになるのは必然だったのかもしれない。

ニューロニートであるところの彼女は相当な暇人だ。
朝起きて弾丸やマネーの飛び交う退屈なニュースを見ている時も、昼にタタラ街でサイバーウェアを吟味している時も
夜に自室でヒットチャートを追っている時ですら、オンオフ問わず膨大な人数の人と話し続けている。
会話の内容は何でもいい。今晩の献立の相談から学校や仕事の愚痴を聞くだけでもいいし、見知らぬ相手をからかって遊ぶのもたまにはいい。
そして、少しでも楽しげなネタがあれば「え、何それ？もっと聞きたい！」と斬り込んでいくのだ。

「みんなで謳うの！そうすれば、何か変わるかもしれないじゃない」

さて、彼女は一つの妙なクセがある。
困った時や落ち込んだ時、とにかく何かマズい状態になると、突然歌いだす事があるのだ。
これには一つのジンクスがあり、彼女が本当に心の底から願って歌唱している時は、しばしば奇跡のような事態が起こってしまうという。
誰かから教えられたからなのか、それとも本能かは不明だが、大人になってからも彼女はそのクセを直そうとはしない。

Read：みやぎ　あまね（Amane Miyagi）

■アクト参加
・どんな事をしても、力を手に入れるしかないじゃないか（センハ氏オリジナル）いいひと枠

▼能力値上昇
▼技能修得
5
▼常備化