「困っているのかい？　おばあちゃんでよかったら、相談に乗るよ」
「だいじょうぶ、＊＊ちゃんなら、きっとできるよ」
「こんなおばあちゃんだけれど、ちゃあんと婦警さんなんだよ」

　ブラックハウンド機動捜査課の窓際にいつも小さく座ってお茶を飲んでいるおばあちゃん。多くの隊員には名前すら知られていない彼女は、しかし隊員達にとっては癒しのマドンナであり、守ってあげたい対象であり、悩みを解決へと導いてくれる頼れる相談役でもある。皆に「おばあちゃんは機動捜査課の守り神だ」と慕われている。
　その実、黄金の猟犬時代からブラックハウンドの歴史をずっと見守り続けてきた存在であり、その人脈の広さはとてつもなく、千早冴子は勿論、御堂茜ですら頭の上がらない存在なのだという。自身が前線に立つ事は少ないが、彼女の交渉術、根回し術に助けられた隊員は数多い。

　彼女が何故ブラックハウンドに居るのか。
　誰よりも長きにわたって猟犬であり続けた彼女にとって、ブラックハウンドとは何なのか？
　実態を知る者は、最早ブラックハウンドには居ない。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化