「あ…ごめんなさい…」

ぽやんとした、控えめそうな見た目の少女。
黒髪をおさげにして、黒ブチ眼鏡をかけている。
だがおさげを解き、眼鏡を外せば相当な美人(本人は無自覚)。
家も比較的裕福な方だが、金持ちと言うわけでもない。
企業の技術者である父親と、その助手をしている母親は不在がちだが、それでも一人娘の彼女を大切に育ててきた、と言う家庭。
しかし今の両親も、実の両親ではない。だが本当の両親ことは覚えていないし、誰からも教えてもらえない。思い立ってなけなしの貯金を使い調査を依頼したところ、どの探偵も途中で匙を投げた。この金額では無理だ、と。

――だが、彼女は知らない。
実の両親に今も守られていることを――。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化