「ええ、全てお任せ下さい。人脈、金、物資――何でも提供致します、マスター」
　――支配者への言葉。

「ああ、憎い。あいつが…憎い…あいつさえ居なければ、私は…私は…！」
　――憎悪と化したコンプレックス。



（読み:かいおんじ　れおん）
元・千早重工ＳＴ☆Ｒ支社社員だが、テラウェアに転職して躍進中のエグゼク。

名門・美門一族の末席に生まれ軌道で育ったが、同時期に生を受けたある親戚と比較して不出来として両親に見捨てられ、地上に送られた。
そのことがコンプレックスであり、また野心への原動力となっている青年。
なおその親戚が地上出身だったことも、彼の軌道人としての自尊心を酷く傷つけられた。

正体は新参者の吸血鬼。
降り立った先であるＳＴ☆Ｒを襲った、奈落堕ちにおいてアヤカシ化した。
だがコンプレックスを根源として生じている『人間としての欲望』は捨てきれず、目覚めた血脈の力を最大限に利用して、富や社会的地位を築いてきた。そしてアヤカシであることはずっと隠してきた。
だがその秘密を菅谷惠一に握られ、その上でかつてのコンプレックスを刺激されてついに洗脳された(《腹心》による効果)。
以降惠一に従い、社会的地位を利用し、Ｎ◎ＶＡに潜むアヤカシ達と交流しつつ便宜を図るようになった。
違法にテラウェア製のサイバーやトロンの、サロンへの横流しもしている。むしろさせられている、と言った方がいいかも知れないが――。
本心ではコンプレックスの原因となった男への報復を望んでいる。
その一方で、支配者に対し傾倒する気持ちは揺るがないものになって来ている――支配欲と被支配欲、その二つが彼の中に同居しているのだ。

なお、当の親戚からすれば「お前、誰？」と堂々と白を切られるような存在である。つまり、歯牙にもかけられていないのだ。


【キャラタイプ】
・<隠れバディ>で頑張る。
・余った報酬点はアクトの最後でクロマクに渡す。
・戦闘は<交渉><血脈:夜の一族>。当たると地味に痛い系。ただし、キャストがピンチになった時は[アヤカシ:ペナンス]を使って庇う。
・偉そうなツンデレでコンプレックスの塊。

とか考えたけど、《腹心》に設定つけすぎかしらオウイェイ。
黒幕→http://navyleague.sakura.ne.jp/invul/ndb.php?CMD=view&NO=6683

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化