一見すればただの毛むくじゃらの犬だが、
人語を理解し、人並み以上に言葉を話すフリーのジャーナリスト、そして探偵である。
また、元ブラックハウンド機動捜査課巡査という経歴も持つ。
既におおよそ100歳を超えている大長寿犬で、
そんな彼をときに人は親しみをこめて「鉄じい」と呼ぶ。

とあるマッドサイエンティストによって作り出された文字通り“喋る犬"。
その脳には博士の死んだ息子の脳が移植されており、
声帯もそれに合わせて改造されているので人語を話す要因となっている。
飼い主である博士は既に死に、彼自身もかなりの年を重ねている。
博士の「永遠に生きるように」の願いの元、特殊な施術が施されており、
不老不死に近い身体になっている。
その後はストリートを放浪し、しばらくさまざまな人間や動物と交流しながら、
だらだらと時間をすごす。
（彼が持つ情報能力は、この時の経験が基になって得られたと言っていい）
あるとき、彼自身の持つその隠密性の高さと情報収集力の高さを、
千早冴子に買われ、気まぐれで機動捜査課に入隊。
主に情報収集、情報操作要員として活躍するが、
やがて、殺伐としているブラックハウンドの仕事場、現場に嫌気が差し、退職。
その後は、文章を書きたいという思いと、困った人の力になりたい、
という思いが強くなり、ジャーナリスト業と探偵業を開始、現在に至る。

おっとりとしていて穏やかな性格だが、
常に人間観察を怠らず、情報収集も欠かすことは無い、
まさにジャーナリスト、探偵の鏡と言える犬である。
その年のせいか、事物を見る目がかなり達観しており、
物事をはっきりと善悪に分けることを嫌う。
子供たちに非常に人気があり、まともに道を歩くことができないこともしばしば。
ちなみに犬種はオールド・イングリッシュ・シープドッグである。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化