「始めてしまったからには、走り続けるしかないんだよ」

自分たちこそが真の『白き狼』であると主張する、白き狼からの出奔者。
日本の謀略で傷つけられた部族の誇りを取引を持って決着とした族長を惰弱と罵り、
最後まで日本と戦うと誓った孤高の狼たち。
日本が謀略で生み出した虚構のテロ組織・白き狼が、事件の結果現実となった姿。
それが、唐須利汰の所属する集団だ。
当初こそ規模も練度も低かったが、日本軍との暗闘により経験値を積み、
現在生き残っている古参メンバーは皆、N◎VA屈指の危険なテロリストとなっている。

唐須利汰、本名スムレラはその中でも最高ランクの実力を持ち
「最後の白狼」と呼ばれる、誇りある精鋭の1人である。
出奔当初5歳であり、仲間たちの会話や戦いを見て育った唐須は
大義名分に凝り固まり、視野狭窄になりがちな大人とは違った物の見方をしている。
皮肉屋で自嘲的。芯が強そうに見えるが、繊細。
普段はST☆Rからの留学生として学園に潜伏しており、
情報収集、及び活動資金を手に入れるための裏の稼業を営んでいる。

「俺は恨まれるに足る人間で在り続けるから。
　お前がいつか俺を打ち倒して、みんなからの恨みを清算してくれ」


※組織解説
■白き狼（テロ組織）
リーダー:不明　規模:100人前後
30名ほどの白き狼出奔者が作り上げた、反日テロ組織。
精鋭の称号から取って、組織自体も「最後の白狼」と呼ばれることもある。
10年以上に渡る活動により、創設当初のメンバーは10人以下まで減少しているが
組織の総人数自体は100名前後まで増加している。
その理由は、知られてはいないものの白き狼事件が事実日本の陰謀であり
それが組織の大義名分として成立している点だ。
真実を知り、手助けを申し出る抵抗運動家や傭兵を迎え入れ力を増す反面、
信念の強さは失われており、日本から見ての脅威度は下がったという見方もある。
同じ反日活動組織である真教浄化派とは、利害上連動して行動すことはあるが
誇りを重視する白き狼は、不要な犠牲を払うことに消極的であるため
相互に決定的に相容れないものと認識している。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化