”僕は口がきけないんじゃない、言葉を発する必要を感じないだけさ”
　

上流家庭で両親が共働き且つニューロエイジという複合要素が生み出したウェブチルドレン。玩具の代わりに与えられたトロン、いつ帰るとも分からない両親、入力にただ結果を返す家事ドロイド、会話の存在しない生活は彼から言葉を奪った。ウェブを漂い、数字と記号、文字の羅列に囲まれることに慣れきった彼にとって、会話とは文字列を打ちこんでエンターキーを押し合うこと（チャット）なのだ。

感情がないわけじゃない、おかしいと思えば笑い転げるし、悲しければ涙も流す。彼は笑い声も嗚咽も肉体の反射であると割り切っている。もちろん耳だって聞こえるから話しかければよほどのことがない限りリアクションを返すはずだ。ただ、それがトロンに表示されたりドロイドのプロジェクターに映し出される文字列（サイレントトーク）であるだけで………


■基本行動とその他設定
会話は基本的にトロンに言葉を打ち込む、もしくはヴィジョナリーで動かすドロイドのプロジェクターから文字を投影して行う。文字の羅列であるため他人には感情が伝わらないことも多々あると思われる。
両親は企業戦争に巻き込まれ死亡しており、両親ともに千早の終身雇用社員だったために降りた多額の保険金で彼は生活している。彼自身もまた終身雇用が約束されたエージェント候補生なのだ。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化:6
▼プール経験点:10

▼メイクアップ　外界+1、盾の乙女+1