「コレは私の餌だ。手を出したら殺すよ」

清和学院の２年生で、大人しい性格の優等生。
学友には分け隔てなく優しく、クラス委員長を押し付け…いや、推薦されるほどの人格者。
──なのだが、あまり親しく接してくる「人間」はいない。
龍子は常日頃右目に眼帯をしている。その外見が「ハク」をつけているのか、近寄りがたい雰囲気をかもし出しているのだ。

彼女は「龍」と呼ばれる神の末裔のひとりであり、祖先はかつて東方を守護する聖獣だったと言われている。
彼女の右目には龍族の秘宝ともいわれている「龍玉」が埋め込まれており、彼女の力である風の力を増幅する。龍子が右目の眼帯を取ると、「龍」の本性が露になって彼女の周りを嵐のように風が吹き荒れるという。“嵐龍”という名を聞けばストリートのアヤカシで知らない者がいないくらいだ。
その逆巻く風を銘刀「虎煌」に乗せ、敵を寸断するのである。
龍子は外見どおりの年齢なのだが、知識に関しては先祖から代々受け継いでおり、この齢にして達人級の武術の腕前を持つのもその知識によるものもある。

龍子は「人間」が好きである。彼らの想念はアヤカシの存在を確固たるモノにするからだ。
だから人間そのものを食らうアヤカシを毛嫌いしており、人間（特に自分の気に入っている者）に危害を加える者には人間・アヤカシに関わらず淘汰すべく、ストリートを見回っている。

大仰な斬馬刀を背負い、セーラー服でストリートを闊歩する眼帯の少女を見かけたという噂を聞いたなら、それはまぎれもなく龍子のことだろう。

“あらしをよぶせーらーふく”さかざき・りょうこ

全身像：
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▼能力値上昇
▼ブランチ 20
▼技能修得　一般60＋社会20+コネ+10+アヤカシ55+ミストレス15+カタナ25=185
▼常備化 36+30+15+19=110