「ちょ、ちょっと待ってください。僕には、決めきれません…」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「はい、私で宜しければご協力させていただきます」
　　　　　　　　　　　　　　　　　穏やかににっこりと微笑み

「…主、指示を……了解、これより魔術支援を開始する」
　　　　　　　　　　　　　　　　　抑揚無く自らを振るう主に答え

　古くから伝わる魔刀…その、切れ味は岩をも切り裂くとも全てを凍て尽くすとも言われ
刀身は氷の如く透き通る様な透明であり、鏡の如く全てを映し出す濁りの無い美しい
その、美しき刀身に見合うがの如き美しい珠が柄と鍔の狭間に埋め込まれている　
その為、芸術の面としても武力の面としても時の権力者はこぞって欲した曰く付きの魔刀
　しかし、何時しかその争いに嫌気を差し自らの意思で自らの主を探し始める
　そして、この魔刀にはもう1つ不思議な事が有り、当時の持ち手によって性格ががらりと変わったとも、そもそも普段歩き回っている姿が、つまりは外見所か性別までもが違っていたとされる事もあり、真に主となれたものはほんの一握りとされ最後の正統主の記録以降100年近く行方不明になっていたが、ク・リトルリトルの地下迷宮の中から突如現れた

■容姿
　その時々や時代背景などで変わるため決まった姿を持たないが、決まって狼の耳と尾があるとされる、人化が未熟だからと言うよりは趣味なのではないかと思われる程度に指摘されれば消すようだ
　名前は、正式には魔刀そのものだが、基本的には通り名を名乗っている

▼能力値上昇
▼技能修得１２０＋１０５
▼常備化１５８