「報酬？　必要ない。貴様が私を頼った。それで充分だ」

　――PLとしては経費分くらいは受け取ってくれるとありがたいのだが

霧深い森のネクサス“ネヴィア”に棲む妖にして情報屋。
水だけで生を保てるため、金銭に執着が薄く、また愛想にも欠ける。しかし元来が人助けを性とする神であるため、請い願われれば断れず、頼ってくる者は見捨てられない。
護衛業は能力として向いていないと思っているが、それでもと願われれば引き受ける。

要するに所謂何でも屋な、端正で物静かな印象の青年。冷静な顔で無茶ばかりする。黙って立てば上品で繊細、口を開けば無礼千万。全体の印象は、憂鬱な、霧に包まれた雨の森。夜色の髪と瞳に加え、暗色のコートを好んで纏う。
主に名乗る名はネヴィア。ID上の名はキーリ・ルーカス。霧烏の真名は教えていない。

元を糺せば日本国内のそれなりに力のあった土地神で、本性は定型を持たない霧。
災厄の際に地縁を絶たれて叩き出され、帰還を願うもことごとく阻まれて力の大半を失った。現在は実体化することで（正確には魔王マラクに躰を与えられたことで）なんとか消失を免れている。

依頼はウェブでアポイントを取り、現実で詳細を打ち合わせる方法を通例とする。
ネクサスのアドレスはしょっちゅう変わり、都市伝説的な側面もある。
日常はグリーンエリア斑鳩のマンションから、新生帝都大の図書館に入り浸っている。
生真面目で何かと常識に欠ける、経験に飢えた暇人である。

---雑多
※依頼があれば勢力を問わず加勢し、かつ、あくまで防護とサポートに徹する。誰の敵でもなく、依頼者が誠実である限り、そのときの依頼者に味方して振る舞う。依頼を何より優先するが、コネにはそれなりの敬意を払い、致命的な敵対は極力避ける。

※喜怒哀楽をあまり表現しないが、無力感が非常に強く、侮られることに苦痛を感じる。その反動か、認められること、感謝されることを喜びとする。頼られればほとんど無償で依頼を受けているのも、危険な依頼を受けるのもそのため。

※電脳の力とある程度の常識を身に付けた段階で魔王の膝元を離れ、カーロスとの出会いをきっかけにN◎VAに落ち着き自称トラブルシューターを始めた。実体化時に存在レベルでリセットをかけられたようなものであり、過去の記憶には曖昧な部分が多い。

※ランダ版も考えている

一般2　特技7　45　コネ・社会8　40
装備　サイバー28　トロン7　35

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化