｢こんな情報は所詮､借物。結局は自分の足と目で確かめたいジャン？｣
                                               ―――父の形見の腕時計に

ｳｪﾌﾞやﾒﾃﾞｨｱ…無数の情報。大抵の事ならそれで調べは付く。
が、それだけじゃ気が済まない。矢張り、直接見てみたいじゃないか？
止めておけば良いのに、危険な現場に顔を出し、案の定死に掛ける。
それでも、ｸ･ﾘﾄﾙﾘﾄﾙでの訓練と持ち前の悪運で生き延びている。

九条政次から若年層のﾆｭｰｽｿｰｽとして利用されたり、ｺﾐｭﾆﾃｨ新聞を賑わす程度の駆け出しﾄｰｷｰ。
その癖､好奇心旺盛な上に良い格好しい。
正義の味方気取りで悪漢に立向かったりする(特に女の子の前では)。

果たして一人前になる日が来るのか？それとも悪運が尽きるほうが早いのか？

【父の形見の腕時計】
時を記す12の数字には12種類の宝石が埋め込まれ豪華絢爛な時計。けれど厭味はなく、品の良さを感じられる、最高傑作。
正確に時を刻む為、ﾊﾞｯｸｱｯﾌﾟとして電波、ウェブ、月、太陽、あらゆる物を取り入れ、誤差を無くしている(ﾀｯﾌﾟでの使用はその副産物である)。 

※読み：“エイチアイシックス”ニッショウ・アキラ