理緒・獅堂・タミレス。
英連邦PG総督メロウ・タミレスのおてんば娘。 
親の七光りで得た形だけの軍籍をいいことに、ウォーカーを乗り回し、また、母の故郷であるNOVA伝来の刀術をかじって一人前を気取っていたが、箔をつけさせるために用意された小規模な空賊討伐の任務に参加した（参加しただけで戦闘は行っていない）のみで実戦経験はなし。
“獅子の牙”の異名をとった父親にちなみ、“姫獅子”の二つ名で呼ばれているが、それは“獅子の子ではあってもまだ牙も生えそろわない幼獣”という意味である。軍に身を置きながら、人を殺す覚悟もその意味も分かっていない半端者ではあるが、平和なPGの象徴ともいえ、そのまっすぐな気性とあいまっておおむね好意的に受け入れられていた。
ポートモレスビー事件の折は、父親の命により愛機を故障させられ、後方へ下げられた。そしてその間に惨劇が起こったことに大きなショックを受けている。
父の死により、彼女の生体データは、暫定的にPG鉱山の採掘権保有者として登録されている。

「災厄と空の狭間で」第1話にて独立派およびそれに協力する日本人蓮獄の捕虜となり、“軍曹”ダグラス・パンサーらと逃走を図るも敵を殺せぬ不覚悟と力不足より果たせず、“不死身の”エース、ジンらにより自分一人が救出される。そのことに負い目を感じつつもレジスタンスの旗印となることを決意、信頼の証として二人に生体データの一部である両眼を預け、義眼をインストールした。その際にレジスタンス基地の資材不足のため、右は人の眼、左は猫科の眼、と不揃いなサイバーアイとなっている。

同第2話においてPG鉱山攻略作戦に参加、その過程で独立騒動の黒幕が父メロウであることを知る。一方、豪州軍、蓮獄との利害調整のため会社組織でのPG鉱山運営を提案、結果として父を討たざるを得ない状況に追い込まれている。そのことに混乱するも、母（？）のジョーとの会話により、国の平和を守るという覚悟を固める、というかちょっと狂喜におかされぎみ。


ジョー「目的を果たす為に突っ走れ、立ち塞がるもの全てぶっ壊して突っ走れ、後ろも横も見るな、前だけを見て突っ走れ」

リオ「・・・たとえ、この身が引き裂けようと・・・この身で何を引き裂こうと・・・ゆえに獅堂の剣は“悪”をなす剣なり・・・そうか、それが“覚悟”なんだね。」

▼能力値上昇
▼技能修得80
▼常備化56