「抵抗出来るとでも思っているのか？　この俺に？
　…まぁ、それぐらいの方が俺としては退屈しなくていいがな」
　――他人の運命など、彼にとっては玩具に過ぎない。

「貴様は、俺の妹(モノ)に手を出したんだ。相応の覚悟は…しているんだろうな？」
　――笑ってるけどブチ切れてます。


世界の全ては俺のもの。よってお前は俺のもの。俺のものは俺だけのもの。


“運命を支配する者”さえじま　いつき

『天上天下唯我独尊』の言葉を人間にしたような男。
しかも変化球まで打って時には穏やかな態度もとってみせる、実に嫌な男。腹のうちでは何を考えているのか分からない。
でも仕事は出来るので、その点に関しては周囲から信頼されている。
ぶっちゃけると相手にしたくない男。
ついでにスタイルの割りに【生命】が高い。

でも唯一の肉親である妹にデレデレ。顔には出さないけどデレデレ。




多分、企業系アクトの中立的立場のゲストとしてしか出てこない。
こんなキャラだけど、敵として出て来ることは意外と無いかも知れない。



＝＝＝アクト用設定＝＝＝


裏設定
実は、その正体は「すでに死んだ男のコピー」。
かつての彼は誰に対しても優しく、特に妹のことを心から大切に想い、血を見るのが苦手な彼女のために虫も殺さないような男だった。
だが何の因果か、彼は妹によって殺害されてしまう。妹はこの時、罪の意識から兄を“蘇生”させた。それは人体再生技術理論(千早の監視下にいる武藤寛文が研究していたものと同じ)の応用技術である。
だがこれによる蘇生の際、彼はかつての彼の人格を記録したカードを読み込む際にエラーを起こし、その結果生じたバグによって性格形成に異常が発生した。
彼は、姿かたち、記憶、妹を想う気持ちを完璧にコピーして蘇生した。
しかしその、たった一つのエラーによって、彼は人を人とも思わぬ冷酷な性格となってしまった。
自分は生まれた時からこんな自分だと、彼は思っている。

裏の裏設定
彼は決して冷酷であるだけではなく、非常に冷静な人物でもある。
そのため、時折発生する記憶の齟齬や欠落、他人への異常な支配欲を持つ自分に対して客観的に見つめ、一つのことに気づいている。
自分は作られた存在だと言うことに。
だがそれを、誰にも語らない。勿論、妹にも。
それに、自分が誰かによって作られた存在であるかどうかなど、もはや彼にとってどうでもよいことなのである。仮にそうならば、運良く拾った命でもある。ならば死ぬその瞬間まで、自分の思うまま、望むまま、願うままに、わが道を行くと彼は決めている。

「こんな俺でも……あいつは傍に居て欲しいと願ったんだ。
　なら、その願いを叶えてやれるのは、俺一人だけだろう？」

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化