「―――仏は我と共にある。我に刃向う、即ち仏敵也」
「ただ、御仏の御心のままに。―――南無」
　
　
　過激な信仰から破門された、元仏教僧。
　レッドエリア界隈で、彼にしか理解できない歪んだ説法を説いて回っている。
　両目に眼帯を巻いた、怪異な容貌の巨漢。
　その信仰はひどく自分本位で、すでに仏教ではなく新手の新興宗教の様相を呈している。
　間違ったものとはいえ、信仰は非常に強固であり、揺るぎ無い。
　
　普段は街角で辻説法を続けている。
　また、良くも悪くも屈強な信仰故か、酷く身体は鍛えられている。
　いわゆるアストラル的な能力は欠片も無いが、身体能力は十二分に高い。
　
　自らの信仰の強固さを証明する、と自ら両目を潰した経験があり、現在は両目に眼帯。
　一応義眼は入っているものの、主に電脳から世界を見ている。
　そのためか、電脳関係に関する造詣も意外なまでに深い。
　
　
ロール指針：
　難しい物言いを多用し、高圧的。
　ただし、論理としては破綻していることが多く、そこを突かれると逆上する。
　r.U.n.の指示を至上とするため、r.U.nを説得すれば交戦回避も可能。
　一方で、彼自身に対する説得は全くの無意味。
　r.U.nが行動の主体となっている、かなり特殊なタイプ。
　
他ゲストとの相関：
　カエサル＠共感　人とヒルコの差はあれど、社会からすれば異端同士。手を組むことは状況次第では十二分にあり得る。
　天泉＠利用　利用されている。深い部分はいろいろ情報に抵触する危険があるので割愛。
　二伊美＠敵視（一方的）　他宗教を嫌う彼は、レッドエリアの教会（別に雪消がいるところに限らないが）にしばしば悪質な威力業務妨害を繰り返していた。もし雪消が宿主になった場合、一方的に敵視する危険が。
　
データ面：
　嫌らしいカウンターファイター。
　達成値が届くなら空蝉、届かないなら呼吸でリアクションし、ＰＬの危機感を煽ってあげると良いだろう。
　距離を取られたら電脳通して精神戦で攻撃を仕掛けてあげると良い。
　説得（ほぼ）不能の敵となり得る可能性が高いだけあって、戦闘能力はそこそこ高めになっている。
　ただし、ウェットだけは勘弁な！
　
基本戦闘力：2
最高相性：H　高相性：P / C
A.V.E.使用タイミング：アクティヴ

▼能力値上昇
▼技能修得 140+210
▼常備化 70