「あの時、死んでいれば“まとも”だったんだけどなぁ… 
　まぁ、生きてる事に不満はないけど」 

「俺は“探偵”ですよ、“戦闘屋”じゃない。“戦闘屋”だったら―――皆殺しにしてる」


１０年前、あるテロ事件で家族を失って以来天涯孤独かつ自閉症になる。
彼=紅郎の場合、少々“変わった”引取り手に引き取られ、紆余曲折の末どうにか高校入学を果たす。 
年齢的にようやくアルバイトが出来ると喜び、アルバイトに明け暮れつつ探偵モドキの仕事も行う“何でも屋”でもある。
生来の人の良さが災いしこっちの稼ぎは極低。収入は殆どアルバイトの苦学生。


細身で頼りなさそうな外見や雰囲気とは裏腹に頑丈でタフ。性格的には大人しくて流されやすい傾向がある。成績は中の下。 
暴力を嫌い、殴られて我慢して済めばそれで良いという主義の持ち主。



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紆余曲折… 

「崩塚が修羅、紅郎。―――参る。死ねよ、お前」 
　 
彼の場合の少々異なった事情…それは引き取り先が“チャクラ”だった事だ。
修羅と呼ぶに相応しい“戦鬼”を継ぐ流派であり、その修行は苛烈。 
マスタークラスは素手で戦車を吹き飛ばし、砲弾を掴み、殺しても死なない“バケモノ”(ルビ：チャクラ)である。 
師曰く「ソレくらい普通でしょ？チャクラなら」との事 
紅郎曰く「アレは地上最強の陸戦生物だ、人の姿をしたバケモノだ」 
　 
崩塚紅郎は“そういう風に”育てられてしまったのである。もはや全身で折ってない骨は無いという所まで鍛え上げもう肉体改造とかそんなレベルの修練を経ている為彼もまた“チャクラ”なのである。 
とはいっても彼はまだ未熟であり、師の様に 
『素手で紙のように鉄板を引き裂く』 
『秘孔で人体を破裂させる』 
『飛んできた砲弾を掴んで投げ返す』 
『KIAIさえあれば肉片になっても死なない』 
紅郎自身はそんな段階にまでは達していない至って“普通の人間”(と思ってる)。 
己の中の“修羅”を制御できない未熟者。

名前:崩塚紅郎“ｸｽﾞﾂﾞｶ ｸﾛｳ”

▼能力値上昇
▼技能修得 一般+25 社会+25 コネ+10 特技+40
▼常備化 +20
▼フルスクラッチ -120