「ああ、それは3年Z組の前から120番目、横から52番目の人のロッカーの鍵だね」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　───持ち主の名前を教えろ
　
「あ、その話は聞いたことあります。10年前に５軒隣のおじいさんが話してくれました」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　───えらい昔だな、オィ
　
　眠そうな目、すごいくせ毛、銀縁めがね（ただし伊達）の何処にでもいそうな普通の学生さん。見た目どおりに運動はさっぱりで、さらに虚弱。体育の時間にはよく体力ゲージが０になって倒れているのが目撃されている。ついでにサイバーウェア不適合の体質だそうで、このご時世に珍しくウェット。
　そんな彼の特技は『記憶すること』。というか、瞬間記憶に特化された超能力のようなもの。一瞬でも目にしたこと、耳に聞いたこと…その五感に感知したことは絶対に忘れる事は無い。そのおかげで暗記科目の成績はよいとか。目に見える形で発現される能力ではないため、本人もいまいちこれが超常能力であるとは自覚できていない部分があったりする。　
　趣味は紅茶を飲みつつの読書。
　
　
プレアクト購入：装備欄※参照

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化