「さあ、帰ろう。君のいるべき海に」
　　　　　　　　　――そして鯨の歌が響き渡る

いつの時代で、如何なる場所でも
未開の地に、未知の生命に
人は挑み続けた
両親を失った少女の与えられたのは
レムリアの覇者を模倣した機械
そして父の遺した熱い想い

きっといつか、祖父が見て、父が見れなかった
この空の覇者を見るために
今日もまた白い空イルカに彼女は乗る

レムリア海洋種を研究している彼女はあまりに人からその仕事風景を
見られることはない。だが，レムリア海洋種による人的被害が出たと
きにその研究成果を最大に生かしてその海洋種を空に返したり人命救
助を行うことからその白い生体ヴィークルを知る者は多い。

空イルカ：
レムリア白鯨を模倣して生体部品でのみ作成した(あくまで製作者の主張であるため実際に似ているのかは不明である)小型の生体モックアップヴィークルの通称である。正式名称は模造白鯨。
本来はレムリア海洋種を間近で研究する物のため一切の兵装を持たないが，レムリア鯨達の『会話』を模倣する機関は使い方次第では十分に殺傷兵器になりうる。なお、外見は鯨ではあるが、予算と資材，さらには人材の関係によりイルカ程度の大きさの物しか作れず、それゆえに空イルカと呼ばれている。

外見：
狭い模造白鯨の中に入るためにプロポーションを細く保っている。また同様の理由で髪も短くまとめている。洒落っ気は亡き母から受け継いだ小さな水晶のイヤリングであり，片方が失われているため左耳にだけつけている。

▼能力値上昇：８５
▼技能修得：５０
▼常備化：５７
http://www.geocities.jp/silera_and_bug/kuu.jpg
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