「―――新社会人一年目。夢見る素敵な社会人生活に、俺はなんでこう、ＷＥＢに現実に全力で駆け回る使いっぱな日々なんでしょうねぇ」
　　　　　　―――そんなもんです
　
「俺は思うわけですよ。……人生には清涼剤が必要だと。と、いうわけで先輩、少し風を感じてきます。ええ、風が俺を呼んでいるんです」
　　　　　　―――もう少しマシな言い訳で仕事を抜け出してください
　
　
　凡庸でどこにでもいるような、社会人一年生の少年。
　あまり数が多いタイプでは無いが、中卒で企業勤めに入った人。
　社会の荒波に対し、糸の切れた凧のように流されながら彼なりに頑張っている（主観）。
　
　飄々としており、口調は基本的に敬語。糸目。
　何を考えているか分からないようだが、その実何も考えていない直感で動く右脳型。
　趣味はバイクとＷＥＢ散策。特技は気付かれずに仕事をサボる事と、元々糸目なので座ったまま寝ていても気づかれない事。社会人としてどうなんだそれは。
　
　能力から何から、凡庸の域を出ないのだが……若干好奇心が強く、地味な人間であるという事が特徴か。
　前者は行動範囲の広さと直観力に、後者は―――意外な事に、思いもよらない隠しスキルに繋がっている。
　―――余りに地味なので、仕事を抜け出しても気付かれなかったりするのだ。
　結果、時々ふらふらと職場を抜け出してバイクでうろつく駄目クグツになっているのだが―――世の中、そう上手くはいかない物。
　
　
「―――世の無常とでも言うべきでしょうか。俺が拾ったこのデータチップに一体如何様な秘密があああ撃って来てる撃って来てるヘルプミィィィィ！！？」
　　　　　―――社会人は、今日も大変です

▼能力値上昇　【外界】+1
▼技能修得 65+20
▼常備化 25

■コネまとめ■
ミュリエル：【感情】…お、お疲れ様。あ、ジュース、飲む？（キツイ仕事終わってもジュースぐらいしか出せない
ニンジャ（↑）：【外界】たまに社内で見かける
牧島：【生命】ったくまぁ、世話の焼ける奴でござァすね…
ギィ：【理性】感心しちゃうね。何だってあんなにアクセクしてるの？　――電脳空間【こっち】に慣れればそんなの馬鹿らしくなるよ。