「ほう、それで私を追い詰めたつもりですか。
　甘いですね、“Magician”はタネも仕掛けもなしに舞台には上がらない」


彼は、稀代の奇術師にして魔術師だ。しかし、それは表の顔に過ぎない。
――彼の真の正体は、影で事件に介入する黒幕。
ある人物に正体を一度だけ暴かれて以降、Ｎ◎ＶＡ内で指名手配を受けている。
しかし、いまだ誰も彼を追い詰めることが出来ていない。

今でも彼は暗躍を続けている。
様々な凶悪犯罪。彼は表には出てこないが、その裏では糸を引き、事件を物語として犯人を操っている。
アストラル的な能力は持たないが、理論としての魔術学も造詣が深い。

《腹心》はアクト毎に変わる。《腹心》＝事件の犯人。

▼キャンペーン用行動指針
後編のカット進行に登場するラスボス。
前編のカット進行には顔出しはするが、基本的にセットアップで[クロマク:ゲームマスター]を発動した後、《不可知》から<チェシャ猫>を使用して退場を試みる。戦闘は基本的に残されたゲストが行う。
この《不可知》を阻止された場合、《チャイ》が残っていればそれを使用して再度退場を試みる。それでも妨害された場合はシーンに残り、戦闘に参加する。
なおゲームマスターの効果は、発動した本人が退場してもシーンが変わるまで効果が持続するものと裁定する。効果を消すには、シーンを終えるか、あるいは<BGMチェンジ>などのルール的にシーンを変更出来る行動(神業でも効果に無理が無い＋演出出来れば勿論可能)を取ること。
ただしキャストが退場を妨害しようとした際、前編においては神業のリソースを消費してまで戦闘しなくても良い敵だと言うこと、そしてカットに参加したことによりゲスト側の総合戦闘力が跳ね上がることを、きちんとPLに伝えること。
それでもなお妨害しようとした場合、後編シナリオは無くなり、前編のみの一話構成のアクトになる(シナリオ崩壊＋ゲスト側の戦闘力が跳ね上がるため、この展開は極力避けること)。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化