「親父は本当にディラックの海の向こう側を見たんだ！いつかオレもそこに行って、それが本当だったって証明してやるからな！」
　　――ルーキーの夢物語はいつだって笑い話

「どうせ、オレは腕前は半人前だよ。でも…翼乗りとしての『魂』と『誇り』だけは、誰にも負けるつもりはない！」
　　――気持ちだけは誇り高い一人前


元空賊の男がいた。
磁気嵐によるひどい空酔いにやられ、グランブルーを飛べなくなった男。
その男の口癖は。

「オレはディラックの海の向こうを見た」

空酔いによる記憶障害のせいか、向こう側がどんなものかも説明できないのに。
誰も与太話だと相手にしなかった。ホラ吹きだと笑い飛ばした。
もう１度空を飛ぶことに恋焦がれ、男は失意の内に病死した。

ただ、彼の息子だけが、父親のことを信じた。
バカにされ、ホラ吹き呼ばわりされた父が、偉大な翼乗りだったことを証明するために。
息子は空賊になり、空を駆ける。
「カナヅチ」ゆえにその操縦は果てしなくぎこちなかろうと。

誰よりも誇り高い「翼乗り」であることを求める。

誰からも蔑まれていたけれど、尊敬する父親のように。
今はまだ「夢見るルーキー」と笑われたって。



――誰も知らない。

その男の言葉が本当だったことを。
彼の息子こそが、その証であることを。

ディラックの海を越えてめぐり合った１人の人型のヒルコの女性との間に生まれ、
磁気嵐に親しみ、その背には自力でグランブルーを飛ぶ「翼」を持つ。

彼の息子自身が。


”アルバトロス”
→アホウドリ。
　操縦が下手な空賊を指した言葉。分不相応な夢をみる阿呆を揶揄した呼び名。

【近況】
・とある遺跡で見つけた小さな竜「ニャア」を相棒にしている。
・所属していた空賊団を破門され、現在はフリー。
・ハーモニカの吹き方を教えてもらった。

▼能力値上昇
▼技能修得
<コネ：ニャア>+1(5)<コネ：ソーニャ>+1(5)<芸術：ハーモニカ演奏>+1(5)<操縦>+1(5)
▼常備化
ニャア(エキストラ／ペット相当品）(4)

■プレアクト購入
爆裂弾×多数、ガードコート、護法、ポケットロン