アヤカシ●　カブキ　カリスマ◎
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生気のない肌をした、美しい青年。
その正体は舞うために生まれ、生き、そして死んでいった男。
誰からも人間として愛されず、束縛され続けた。そして自由を渇望しながら舞を捨てることが出来ない生前の苦悩が現世への未練として残留し、成仏出来ずにいる怨霊。
PC1には心を開く。だが、同時に怨霊として人々に危害を加え続け、最終的には憎悪に負けてPC1をも殺そうとする。
普段は穏やかな青年だが、一度彼の怨念が解き放たれた時、その舞を以てあらゆるものを地獄へと導く。

いずれシナリオに昇華させたい。

神業指針
全てカット進行で使用することを想定している。
《神の御言葉》は《チャイ》《霧散》が使用済みの状態の時に、【PC1に精神崩壊】のダメージを入れて道連れにしようとする。これは防がれるのを前提としている。

行動指針
■正体が判明するクライマックスにおいて[ｍ]<早変わり>[Ｍ]<親衛隊:怨霊楽士･壱>＋<親衛隊:怨霊楽士･弐>を使用。舞殿をその場に出現させ(幽屋を開き、キャストを入らせる)、至高の一品・トレードマークを準備する。
　なおこの時に準備した装備が、カットに入る直前に何らかの手段で破壊された場合、このゲストは激昂し、カット進行に入る前に即座に【破壊したキャスト】に<交渉>＋<都市伝説>判定を行い、続けて<自我>＋<コネ>＋<マエストロ>＋<芸術:舞>＋<畏怖>で【致死ダメージ以外】の精神ダメージを与え、カット進行にうつる。
　なお、RLは事前にこの精神攻撃では致死ダメージを与えないと舞台裏で宣言した方がスムーズに進む。その上で素通しにするか、何らかの形でリアクションするか（通常リアクションはもちろん可能）はPLに任せること。ただし、素通しの場合はすでにダメージが入ったことになるので、ハウスルールにより次に同じダメージを受けた場合は繰り上げになる。
　なお、どうしても手札の関係で致死ダメージ以外を与えられない場合、<畏怖>を抜くこと。ただし出来る限り<畏怖>を組んだ上で致死以外のダメージを与えるのが望ましい。


戦闘における行動指針
■キャストが２〜３名であることを想定した作りをしている。
■<交渉>＋<自我>＋<芸術:舞>＋<マエストロ>＋<集団催眠>＋<畏怖>による、範囲(選択)への精神攻撃を行う。
→キャスト次第では<集団催眠>or<畏怖>を消し、<芸術:舞><血脈:死者の一族>のレベルも下げる等をして戦力を調整する。
　精神戦に対する備えがない構成の場合は特にこの点に留意すること。
■肉体ダメージを受けた場合は<血脈:死者の一族>、精神ダメージを受けた場合は<信念>で軽減する。
■彼の苦しみは死亡することでしか昇華されない。そのため、気絶ダメージで助けようとしても苦しみのループになるだけで怨霊としての彼は残留し続ける(つまり結果的に彼を助けたことにはならない)。また同様に説得オプションも通用しない。
ただし、PLがどうしても後味が悪いと言った場合、適切な神業を使って苦しみから解放させることが可能であることを告げる。この神業は即死回避のための神業以外に、別にもう一発神業が必要である。その際、彼は普通の人間として(あるいはPLが望む姿で)復活し、苦しみからは解放されている。
※しかし、彼はあくまで破滅するまで戦うことを選択しているため、《チャイ》《霧散》がある状態でその神業が使われた時、それをキャンセルor救いを拒絶して退場する。このことは事前にPLに告げ、まずは何とかゲストの防御神業を使わせることを示唆する。

トループ
■ライフパス:霊体を所有している。初期エンゲージはゲストと同じ。
■基本的に<バックアップ>でゲストの支援を行う。またキャストが対象:単体かつ魔剣による攻撃or精神攻撃をゲストに行った際、<デコイ>で対象を変更させる。魔剣ではない場合でも<デコイ>を行っても構わないが、RL裁定においてその攻撃は不発扱い(魔剣ではないため、アストラル体に触れられない)とするため推奨はしない。優先順位は<バックアップ>＞<デコイ>である。
■ゲストが死亡した際に残っていた場合、即座に戦線離脱する。しかしゲストが生きている間は積極的にゲストを支援するため、神業で吹き飛ばされるのを想定しておく。

留意点
■このアクトにおけるゲスト・トループはウェットであるため、ニューロの参加は推奨されない。ただし<電脳>を組まない行動に関しては制限をつけないため、<電脳>無しによる攻撃やリアクションは可能な限り認める(勿論<サポート>でIANUSありのキャラを支援したり、<NGワード>による精神ダメージ軽減は認める。ただし<ポルターガイスト>はルール上対象の行動阻害であるため、ウェットには無効と裁定を取る)。
　<ドミネート>と<クラッシュ>は、電制のある装備を対象にしているため、ウェットが所有していても条件に当てはまる装備ならば有効と言う裁定を取る。なお《電脳神》は使い道に困った場合は事件の隠蔽等に使用することを推奨するが、直接ウェットのキャラに攻撃する、あるいは干渉する演出で攻撃回避を行うのではなく、「IANUSを有しているキャラに干渉(勿論ニューロ自身も含む)」と言う演出ならば、《電脳神》による死亡からの復活出来ると、RLの判断でそう裁定しても構わない。
※しかし装備も電制が無いものが多いので注意すること。特に「舞殿」は遺産化してあるため、電制が存在しない。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化