「…私は、何を探しているのだろうな…。」（星の見えない夜空を見上げ）

　中肉中背。前髪の生え際は少し後退気味。至って特徴に欠ける体系。
　そして、何故か手放せないサングラスとビジネススーツ。
　日常の象徴の様な、平凡なさらりまんの姿である。
 （具体的には、基本ルールブックp.293ページを参照）

　そんな凪夫だが、実は半年より以前の記憶がない。Ｎ◎ＶＡのストリートのアスファルトの上で目覚め、路頭に迷っていた所を助けてくれた石鎚の助けで、今は探偵として身を立てている。
　やって来る依頼は、浮気調査や結婚相手の素性調査の様な、極々普通の依頼がほとんど。
　探偵として日々の糧を稼ぎながら、「自分が誰なのか」を求め日々を送っている。