「探し人か？　ならば、褒章は問わぬ、見つけ出してやろう。――この街の人間に、興味があるのだ。」


　最近、アサクサの探偵長屋に住みついたアニマルルックの少女。
本人いわく、「ジャッカル(山犬)」なのだそうな。

　キュートでセクシーな外見の上に人懐こい（『人間に非情に興味があるのだ』）ため、
長屋やご近所のアイドル的存在になっているが、フェイトとしての腕は確か。
特に、人探しの依頼を好み、その方面では一流のフェイトである。…さすが、(山)犬。

　よく見ればわかることだが、セクサロイド用のバイオ義体であるため、レッガーに捕まりそうになったり、ドールハウスから逃げ出したのではと間違えられる事もあるが、ちゃんと外国籍（ドゥームド・モスク）もＮＩＫの鑑札も持っている、Ｎ◎ＶＡ市民である。


　――――その実態は、聖母殿が召還したアヌビス神の化身。
予定では退魔戦闘用になる筈だったが、「依り代」となる義体と仕上げを陳元義老に依頼したため、陳老人の趣味により、セクシーバディのアヌビス娘ちゃんに。
　依頼主ジョルジョ・ロッツ司祭、完成したインプゥを見て開口一番。
　　「なんじゃこりゃああああああ！！！」


　……そういう訳で、一応、退魔局のモノなのだが、本人の希望（「この街の人間の魂を見て回りたい」）と、人探しをメインとした捜査能力がほとんどで退魔局で役立たないため、自由放免にされている。ただ、そんな生まれの関係で、聖母殿の依頼（人探し）も頼まれればやる。

もっとも、人間の魂（罪業）と真実を見極める事が存在意義なので、
依頼者あるいは依頼組織の都合で正義を曲げる事は決して無い。

▼能力値上昇0 ▼技能修得40/20/0 ▼常備化64 (-120フルスクラッチ) 04点開始
【成長】能力：0　技能：15/10/0　常備化：0