「なんだかしらねぇが、女子供を泣かすたぁ許せねぇなあ。わっちが神罰をくれてやるから、そこに直りやがれぃ」


都市の十二方位を守護する十二支方神が一、西北西の方角を司る戌神の化身の一つ。
神々の番犬でもあり、あらゆるものを神威をもって裁く権限を有している。

筋肉質な体の上に古風な着物を着、たすき代わりに紅白の注連縄を締めた剣士のいでたちで顕現する。都市の守護神の一柱だけあって、大規模破壊やそれに繋がりそうなあらゆる物事を解決する役を負っている……という建前の元、とにかく面白そうなことや厄介ごとであればなんでも首を突っ込む（大体神々なんてのは、お祭り好きと相場が決まっている）。ただ首を突っ込むだけではなく、きちんと解決して見せるのは、守護神としての矜持ゆえであろうか。

よく言えば豪快、悪く言えば大雑把な性格。但し、一度結んだ約束は必ず護る。また、正義感も強い。イヌだけあって、何かと鼻が利き、特に人ならざるものには敏感である。当人いわく、十二支方神の中では割と良識派の方であるとのことであり、しかもそれは正しいらしい。神様って、一体……。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化