「見ての通り、私の手はか細いものです。……ですが、それを補って余りある長さがあるのですよ」
　　――――指を鳴らせば、周囲には無数の気配。

Ａ『だ、だめです！俺達じゃ抑えきれないっ！！』
Ｂ『ヒッィイイ！ぎゃー―――』
　　――――所詮エキストラの集まり。

アレイ「…椅子がない」
Ａ　　「そりゃストリートですからねぇ」
アレイ「………無かったら？」
Ａ　　「―――うぅ……椅子になります（涙）」
　　――――部下との会話。

千早重工後方処理課の支援をする外部機関。
事前調査や事後処理を主とし活動をしている。

あなたがもし非合法工作に従事した経験があるのならばExtraTEAことエキストラ人材派遣会社に遭遇したことがあるだろう。
例えば――
　オープニングで全滅させられるエキストラな軍勢。
　潜入先から情報を流す（そしてすぐに殺される）エキストラ。
　エンディングで事後処理に勤しむエキストラ達。
そう、語られぬ彼らこそExtraTEAの社員なのだ。

地味過ぎかつ貧弱な連中である無いと強い方々の雑務が増えるのだ。
そして弱者の集まりであるExtraTEAの手は長い。
絶対的な力を持たぬが故に、ありとあらゆる組織の内部にその構成員が潜伏している。
敵対した者にとって驚異的な障害にはならぬが、地味に鬱陶しく見える。

そのExtraTEAの代表取締役がアレイ・アーウィンという女である。
部下に対して一切優しくない。時には道具以下の扱いをする彼女を嫌う部下は何故か少ない。
あらゆる業界に対する深い知識の代償なのか時折妙に頭の悪い発言をする。
身長のことを非常に気にしており、触れた者にはグチグチネチネチとして雑言の洗礼が待っている。

▼能力値上昇＝　０
▼技能修得　＝９５
▼常備化　　＝２５

報酬点：14点