「私にできるのは、ただ知るコト。
　だからそれを必要とする善い人に繋ぐのが、私の仕事」



生まれはどこかの国。物心もつく前にスラムからリサイクルとばかりに回収された。
ある組織に工作員として育てられ「かけた」ところ、その組織も壊滅。
再びストリートへと投げ出される、わずか8歳の……少女というよりは、幼児。
子供心に思った。「悪いことしてると潰されるんだ」
工作員として仕込まれた知識とその経験、後のネヴァーランドでの生活。
この二つが彼女の中にコントラストを生んでいる。
善くありたいという光と、間違えば即死は当然という闇と。


中途半端に得た知識と技能だが、役に立たないほどでもない。
あとは10年間、ネヴァーランドを宿としながら磨いた記憶力と情報収集能力。
とりあえず自立して探偵を名乗るには十分だった。
散切りの短髪の下にある、感情の薄い顔。細身で西洋人らしい容姿と長身。
言い切り型の口調もあって、しばしば男性にも間違われるが、本人は一向気にしていない。


依頼を受けるかどうかは、彼女の正義感を妨げないかどうか。

「――お腹、すいた」

と、彼女（＋ネヴァーランド）の経済状況次第、かもしれない。
駆け出し自営業が軌道に乗るのは、難しいのである。






ナイフ・エッジ度「ナイトブレイク」…中庸、というより両極端でバランスを取っている。

イラストはD-Dragonさんより。「マリオネット・メンズ」の中でハーシェルによりコーディネートされた付け髪（＋メッシュ）＋ファッション。多謝！！！
完全版：http://d-dragon.oops.jp/pict/mirror01.jpg

推奨導入：「依頼型（探偵）」「依頼型（情報屋）」「依頼型（工作員）」「巻き込まれ型」

▼能力値上昇：（0）
▼技能修得：（一般5*5/社会4*5/コネ3*5/特技：11*5）
▼常備化（24）
▽報酬点（13）
フルスクラッチ120点