「社長ちゃん社長ちゃん、俺の代わりに仕事してくんない？」
―――クグツとしてその発言はどうなんだ

「明日出来ることを今日しない！それが俺のスタイル！・・・え？急ぎ？今日中に？―――・・・・・社長ちゃん社長ちゃん」
―――自分でしなさい自分で


いつも倦怠感や肩こりに悩まされる怠惰な兄ちゃん。働きたくないでござるな社会不適合者なのだが、自分がサボリたい一心で発揮される『他者を使う』才能を見込まれて入社。

主な生息地は会社の中、一度出社したら１ヶ月は帰るのが面倒になるらしい。難儀なことです。よれたＹシャツに無精ひげ、身なりをきちんとすればそれなりに見れる男になるのだろうが、本人それすらも面倒だと思っているあたり、救いが無い。

名前の読みは「あすま・あーくらいと」


―無駄な設定―
明日馬を悩ませている慢性的な倦怠感や肩こりなどには理由がある。
出自自体に関係があるのだが、この男の実家はアストラル社会では有名な封魔を生業とした一族であった。その身に魔を封じ、死ぬまで封印と共にある『柩の一族』と呼ばれる集団である。
明日馬の身にも魔が封じられており、それは魔王級の『レギオン』。並の術者ならば宿すだけで即死するか、良くても呼吸困難等により日常生活すら困難になりうる代物である。
そんなものを身に宿し、しかしそれすら倦怠感程度に抑えてしまう、明日馬の『柩の一族』としての能力は随一であった。
だが、それは幼い頃に施された封印であり、まったく本人のあずかり知らぬものであり・・・。封じた魔の情報を、一切漏らすことあたわずとの方針で、いまだ本人にすら知らされる事はない。
それ故、なんの因果かアストラルを知らずに育った明日馬は、怠惰だ、役立たずだ、と謗られながらも一般人として生きていくしかないのだ。

たまに勘の鋭すぎるバサラ・マヤカシが彼を見ると、腰を抜かしたりするらしいが・・・気のせいということにしておこう。そのほうが君もボクも幸せだ。

▼能力値上昇
▼技能修得(100)
▼常備化(20)