奇拳として名高い常在戦勝流の現・総師範。常在戦勝流は、無手無甲の介者剣法という矛盾した剣法であり、その意味するところは「四肢を太刀とし、五体を鎧とすればこれすなわちいかなる戦に在りても常に勝つものなり」というものである。

二十代にして常在戦勝の名を獲得した（常在戦勝の名は世襲ではなく、厳しい試験によって認定されるものであり、日本は戦国時代の開祖より数えて彼女で八人目である）天才だが、彼女の父親であり、今は行方不明になっている七代目常在戦勝がそれ以上の鬼才であったため、当人的には自分は大して優れていない、と思っている。そのため、実戦という名の修行を望み、総師範でありながら積極的に荒事士としての活動を行っている。

格闘以外のことにはあまりこだわらない、さっぱりした性格の美女。古武術の総師範というイメージとは裏腹に、動きやすい、やや露出過剰ともいえるような洋服を好んで着ている。酒が好物だが、飲む時は浴びるように飲むので、懐の都合ゆえに自分ではめったに飲まない。

何事にも大雑把だが、こと戦に関してだけは真摯かつ非常に厳しい態度を見せる。真剣勝負も辞さず、戦の中に倒れるも厭わない心底からの格闘家である。……本人は、剣士だと主張しているが。

▼能力値上昇
▼技能修得
▼常備化